
今回は「卵の緒」(著:瀬尾まいこ)について語ろうと思います😊
こちらの本は高校時代の学校の先生に勧められ、読みました(笑) 勧められたのが5月にも関わらず、12月になってようやく読みました(笑)
子供っていろんなことを多く考えて過ごしてると思います。そして主人公の育生はこんなことを思っている
だいたい本当に捨て子ならじゃないなら、こんなたわいもない子どもの質問にはどーんと構えて、「そうよ。あんたは大和川の橋の下で拾ってきたのよ」などと切り返すのがいいのだ。
p.9
隠しても、子どもはいずれ大人に成長し、自分が〝捨て子〟 っていうことがわかるようになると思うんですよ。
大人はよく子どもの質問にはぐらかして答えたりしてませんか? 私もそうです、、、。 でも、子どもはいずれ分かるようになる。それか、自分よりも見えるところが広いのかもしれない。 何を教え、何を教えないか。 とてもだいじな要素だと思いました!
基本的には大きな出来事が起きませんが、疲れた時に一気読みをしたい本です!
絶妙にありそうでないような、、、 そんな設定も物語を魅力にしています!
主人公の育生のお母さんの考え方が素敵すぎて、、、
自分の好きな人を本当に見分ける簡単な術。
すごーくおいしいものを食べた時に、人間は二つのことが頭に浮かぶようにできてるいの。一つは、ああ、なんておいしいの。生きててよかった。もう一つは、ああ、なんておいしいの。あの人にも食べさせたい。で、ここで食べさせたいと思うあの人こそ、今自分が一番好きな人なのよ
p.30
ここで言う〝好き〟 は恋愛感情のほうかもしれないが、そうじゃない 〝好き〟 に当てはめることができると思います! もう、考え方が素敵🥰
文章を読んでてもわかるが、お母さんがどんな生き方をしてきたのかが目に見える感じがして心が温まります😊
にんじんブレッドの料理が美味しそうでした😋
食べてみたい!
親子関係の象徴のつながりが “へその緒” だが、へその緒が必ずしも象徴ではないこと。
ちなみに私は一回も自分のへその緒を見たことありません!(笑)
大きな事件がおきないが、日常の積み重ねを丁寧に書かれており、登場人物も成長していきます!
ぜひ、読んでみてください!!
「7,blood」
blood=血💉
っていう意味らしいです。
主人公の七子と七生は血縁関係はあるが、実の姉弟ではない! 七生は父の愛人の子どもであり、訳ありで一緒に住むようになる!
こういう設定ってよく恋愛が始まったりするんですが、そうはならない。
家事も完璧に出来てしまう11歳の七生。大人びている男の子。痣があることも、もう少しで七子の家から出ていくことも、何でも一人で抱え込んでしまう。
高校生ぐらい?の女の子で朝に弱く、昼もよくパンを食べて(たっけ? )いて、よく目にする女子高生。七子は七生のことを 大人すぎる!っと思っており、なかなか打ち解けない感じです。
そんな二人が一緒に住みます!
七生は父親の血を流れている影響か、キスを軽い気持ちで行うのですよね。(七子がスーパーの買い物帰りに目撃してしまう😖)
七生にとっては恋愛感情とか関係なく、ただ単に〝好き〟だからするものだと感じている。しかし、七子はそんな簡単にキスをしてはいけないと必死に教えます(笑) そりゃそうですよ! いくら異母姉弟だからってね、教えないわけには行かないでしょう😮
そんな二人が夜の街を歩いたり、お互いの髪を切ったり、、、 とだんだん打ち解けていきます!
個人的には七生が七子の誕生日祝いにケーキを用意をしたが、タイミングが計れず、賞味期限切れのものを渡してしまったエピソードが微笑ましかったです😊
ラストの別れのとき。2人は二度と会わないと知っている。でも、それでも、2人にはわずかな記憶と確かな繋がりがある。最後に2人はキスをするんですよね👩❤️💋👨 しかも、七子から! キスシーンはキュンキュンするのですが、本作はそうはならない。
キスがどういう意味をなすか。確かな繋がりを残すために、そのような行動をしたのだと、私は考えてます!
「元どおりになるだけだよ」。七生は言ったけど、それは違う。元どおりになるものなど、この世には一つもない。
p.203
七生と七子の幸せを願ってやまない、、、
2篇とも〝繋がり〟を書いていますが、繋がりの種類が違うけど、心がぽかぽかしていく作品でした!
繋がりってなんだろうか? この作品を通してこれからも考えていきたい!
少しわかりにくい感想になってしまいましたが、読んでくださりありがとうございます🙇
