こんにちは、 あにめをです✨

 今回は『汝、星のごとく』(著:凪良ゆう)を語りたいと思います!

 題名の『汝、星のごとく』は
汝= “あなた” 、ごとく=〜のようだ
 つまり、

『あなた、星のようだ』ということになります!

 
 めちゃくちゃおしゃれですよね! ずっと読みたかった本でした! だけど、単行本ってお財布に厳しい、、、 しかし、ついに文庫本が2025年に発売されました!!  
 すごい嬉しかったです✨ ページを捲るのが楽しみでした🥰




↑ あらすじです✨

 舞台は瀬戸内海の島で、暁海(あきみ)と櫂(かい)を中心に物語が進みます😀

 最初は不倫の話かと思ってたが、ラストを読み終わった時はもう一回プロローグに戻りました(笑)

 ジャンルは恋愛小説ですね!

 さすが! 本屋大賞受賞作! ものすごく、面白かったし、感動の連続でした!

 舞台が “島” ナノもいい味を出してる!

 もう本当に、凪良先生の書く文章はどうしてこんなにもキラキラしてるのでしょうか??

 


⚠ ネタバレアリ⚠ ネタバレをくらいたくない方は閉じてね☆






 島で育った暁海と島に転校してきた櫂。二人は育った環境が違う。だけど、お互い惹かれ合うものがあった。 二人はどうしようもない母親に振り回されてるんですよ。 母親のために島からでない事を選ぶ暁海、恋愛のことに頭がいっぱいの母親を持つ櫂。

 縁を切りたくても切れない。それが “親” というものだと思うんですよ。 どんなに憎んでも、“親” には変わりないと思うんです。 一緒に住んでても、別居でも。 親子関係の正解の形なんてない。 改めてそう感じました😊


 15年ぐらい? の年月を丁寧に追いかけて行くストーリー。 出会ったのが高校生で物語の最後は30代?ぐらいになってます。

 仕事、夢などの葛藤。

 櫂の夢は漫画家。もともと、小説を書いていた櫂は、久住尚人とコンビを組み漫画制作を行い東京に上京。 そして、成功していく櫂を見ていた暁海はいつの間にか憧れではなく、櫂への冷めた感情を向けるようになってしまう。

 
 櫂とコンビを組んでいた、尚人の未成年淫行が発覚し連載が打ち切りに。尚人は悪意はなかったが、報道陣は大げさに放送してしまう。また、尚人の相手の未成年の子の親はそういうのを認めないのも要因の一つに😰 
 その後、櫂は尚人に漫画を再開するよう説得をするが、尚人は風呂で自殺をすることを選ぶ。
 今、日本は多様性を謳っていますが、ここでも、現実を突きつけられてると感じました😰 多様性の矛盾。考えさせられました。

 

 一方、櫂と別れた暁海は北原先生と結婚し、刺繍の仕事をするようになっていく。仕事をするようになった暁海にはどんどん仕事が増えていくようになる。

 暁海と櫂の対照も描かれていて切ないです😢


 そして、ラストはもう涙腺崩壊😭😭 あれはずるいですよね。 暁海と櫂の最後の花火。櫂が目を閉じる瞬間まで、、、 もう涙で文章が読めない、、、 

 



 暁海と櫂は幸せだったのだろうか?
ーーわたしたちは幸せだったのかもしれないね。ーー

 


 それで良いんだ。幸せは形に見えないもの。見えないからこそ、大切だし、正解がない。この正解のないものを書くのがうまい!! 凪良先生の作品にもっと触れたくなる一冊でした。

 恋愛はあまりにも薄っぺらい。世の中の恋愛って実際そうなもんなんでしょうか?? 

 最後に心に残った文章や台詞について紹介します! 少し長いです💦

 


、、、省略、、、規則正しい動きに専念することでぐちゃぐちゃの心を整えたい。カチ、カチ、カチ、自分を小さな機械だと思い込んだら、息苦しさがましになったりしないだろうか。


p.44 暁海

 


 島の狭い環境では噂が容易く流れる。息苦しい。その時に自分を機会だと思えば、楽になると。完全には取り除けないが、少しでも楽になる考え方を身に着けたい。と、思いました😊





 でも私の経験からすると、誰のせいにしても納得できないし救われないの。誰もあなたの人生の責任を取ってくれない


p.92 瞳子


 自分の人生は自分で選択して歩く。アイツのせいで人生がめちゃくちゃになった、、でも、救われないし、心が楽にならない。やっぱり、自分と向き合うことが大切だと思いました!





 


 自分がかわいそうと思わなければ、誰にそう思われてもいいじゃないですか


p.186 北原先生

 そうなんですよ。よく可哀想って言われませんか? でも意外と自分は平気だったりします。





 ええ、割り切れません。ぼくたちはそういう悩み深い生き物だからこそ、悩みのすべてを切り捨てられる最後の砦としての正論が必要なんです


p.296 北原先生

 私たちは正論がないと安心できない。悩んだり、躓いたり。悩みを吹き飛ばすために、私はよく、(あくまで)頭の中で正論を唱え、安心したりします(笑)




 自分で自分のことつまらんとかも言うな。あんたの価値はあんたが決めるんや


p.310 櫂

 自分をつまらない人間だと思っても、意外とそうじゃないかも!




 何度でも言います。誰がなんと言おうと、ぼくたちは自らを生きる権利があるんです。ぼくの言う事はおかしいですか。身勝手ですか。でもそれは誰と比べておかしいんでしょう。その誰かが正しいという証明は誰がしてくれるんでしょう


p.390〜391 北原先生


 不倫は嫌な顔を向けられるのが当たり前の社会。でも、それぞれ愛の形があり、正しいと感じる人もいる。 正しさとは何なのか。 ハッとさせられました😳





 北原先生、名言製造機(笑) セリフのどこを切り取っても名言になりそう(笑)  『ぼくのメジャースプーン』に登場する秋先生に似てる気がする😊



次作の『星を編む』も読みたいが、置く場所に困るため、文庫版を待とうと思います😊




 感想が長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます🙇