おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
質問を頂きました。
ご質問ありがとうございます。
中々鋭いところを突かれてるので
今回はまた一歩踏み込んだ内容に
触れていきます。
先に答えを言ってしまうと
「その通り」です。
怒りを出すということは
怒りに対して焦点が当たっているため
怒りを出すと
怒りを出し続ける現実(怒る、イライラする現実)を
創る可能性はあります。
「え、じゃあ怒りを出さない方がいいの?」
と思われるかもしれませんね。
ここからは怒りを出す意味について
三つの点から考えていきます。
まず、一つ目は
怒りを表の意識で感じていなくても
無意識が怒っていれば
それは怒っているということです。
例えばよくあるのが
怒りマーク浮かべながら
(# ゚Д゚)←こんな顔で
「怒ってないよ!!」って言っても
「いや、絶対怒ってるやん。」
こんなことってありませんか?
私達はこれを自分自身に
していることが多いです。
本当は腹が立っていても
腹が立ってない、怒っていないと
誤魔化す、
これは無意識には怒っています。
そして、現実を創るのは
この無意識です。
つまり、いくら怒っていないと
口で言ったとしても
無意識に怒っていれば
怒る現実(イライラする現実)を創ります。
まずはこのことを
知っておいてください。
質問では怒りを出し続ける現実を
創ってしまうのではという懸念で
怒りを出すことが怖くなってしまうということですが
まず怒りを出さなくても
無意識に怒りがあれば
怒りを出し続ける現実を
創ってしまうことがあることをご理解ください。
そして、二つ目です。
それは今まで怒りを抑圧してきた分
怒りを出すことで
一時的に怒りを感じる現実が
増えたように感じられるということです。
これについては
詳しくはこちらの記事を
合わせて読んで頂くことで
より理解が深まると思います。
簡単にその記事を要約すると
今まで怒りを感じていないと思っていたけど
実は怒ってたんだという現実に
気づきやすくなるから
怒りの現実が増えたように
感じられるということです。
つまり、
怒りの現実の母数は変わってないけど
内面が変わったことで増えたように
感じられるということです。
そして、三つ目は
復讐をしてしまっている時。
怒りを出す時に
やはり一番気を付けたいことはこれかなと
思います。
怒りを出すことに慣れていないうちは
正直復讐でも何でもいいから
感情を出すことを実感するために
出すことが大切だと思います。
(相手への攻撃でなく、ただ出すことと
自己完結する怒りを出すということ詳しくはこちら)
ただ、怒りを出し続けると
人って無意識に復讐したい気持ちが
出てくることがあります。
「今までの恨みじゃあ。」とか
「顔想像するだけでもうイライラする。」
みたいなね。
ですが、怒りを出すことの本質は
自分に対して何かされたことに対して
嫌だなという気持ちを出していくものです。
ただ、相手を見てイラついたり
復讐したい気持ちというのは
自分の問題になります。
ですから
怒りが復讐したいとか
ただのうっぷん晴らしになっていると
イライラする現実を
本当に創ってしまいますので気を付けたいところです。
これらの点から
確かに怒りに焦点を当てると
怒り続ける現実を
創ることはあります。
ただ、それは
自分が今まで抑圧してきた
感情を出していくためには
欠かせないことです。
今までのをまとめた上で
私が大切だと思うステップは…
・最初のうちは
何でもいいから怒りを出していく。
怒りが大切な感情であることや
怒りを出すことで心が楽になることを知るためにです。
・そうしていくことで
怒りの先にある感謝だったり
それらが自分にとって必要な経験だと
気づいていく。
・そして、相手への復讐や
何か見ててむかつくみたいな理不尽な怒りが減ってきて
自分が何かされたりして
嫌だなと思うことだけの怒りに変わっていく。
・すると怒りの感情そのものが
厳選されてきて
怒ること自体の母数が
本当に減っていく。
・結果無意識に怒ることも少なくなるし、
怒っても表の意識に
上がってきやすくなるから
イライラする現実が減っていって
心地が軽くなる現実を創るステップに
進んでいく。
長くはなりましたが
このようなステップを
踏んでいくと
自然と無意識の怒りが
減っていくのかなと思います。
そのためにも
まずは怒りをとことん出すステップを
一度踏まれることをオススメします。
確かに一時的に
怒りを感じられる状況は増えるかもしれませんが
それは今までの我慢などの結果です。
だから一時は
とことん怒りを出すことに焦点を
当ててみてもいいのかなって
私は思います。
それに質問をしてくださった方は
怒る現実を創りかねないという状態まで
考えられるのであれば
3つ目に私が言った復讐等で
暴走することも考えにくいです。
だから、まずは名一杯怒りを
出してみてから
次の現実のことは考える方が
うまく行くのではと思います。
むしろ、色々考えて中途半端に
怒りを出す方が、現実はややこしくなりますので
まずは心の赴くままに
怒りを出すことをオススメしますよ。
質問の回答はここまでに致します。
もし、「ここが、分からなかった。」
「ここもうちょっと詳しく知りたい。」等
ありましたら
下記の質問コーナーより
書いていただけると幸いです。
それ以外でも
質問を書いていただければ
この先もブログにて
お答えてしていきますよ。
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