皆様こんにちは。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

前回の記事でゲームに触れさせずに

すべきことだけやらせるのは危険って

話をしたんだけど今回は

じゃあゲームとどう付き合えばいいのか

ていう話を私ならどうするかというのを

だめなケースも踏まえながら

話そうかな。

 

 

 

 

まず今話題のゲーム制限ね

一日の時間を決めるっていうの

あれは私は勧めないかな。

 

 

あれ失敗してるケース多いと思う。

ゲームによるけど結局一日一時間じゃ

思ったように遊べないわけよ。

 

 

子供ってエネルギーに満ち溢れてて

それを発散できる場所が

現代はゲームが多いから

それを簡単に一日一時間統一に

してしまうと不満は大きくなる。

 

 

やけん私がお勧めしたいなあって

考えは①ゲームの時間を一日ではなく

一週間での時間を決める、

②ゲームをしない時間を

満たしていくってのがいいかな。

 

 

そりゃ正直な話を言うと

ゲームしまくって本人の中で

飽きたところで

「よし、やることやるか」って

なるなら自主性芽生えるし

それに越したことはないよ。

 

でもやっぱり

それをいきなりするのは

抵抗あるし

まずは限りある中から

自主性を養うことから

始めた方がいいだろうから

一週間での時間を決める

でもその時間って厳しくはあんまりしなくて

いいかなって思います。

 

 

一週間での時間なら平日はやらずに

休日に一気にやろうとか

逆に休日予定あるから

平日少し長めにやろうとかね、

一日で縛ると人間きついです。

 

 

ダイエットも同じ

私は大体一週間をみて

栄養バランスが整っていれば

いいと考えていて今その考え方って

結構多いんですよ。

 

 

ですがこれはあくまで

ゲームを何も考えずにやりすぎるのを

ストップさせるものよ。

 

 

この範囲で収まってるから良いとか

それ以上やったからダメとかいうより

やりすぎたら何故やりすぎたのか

ゲームが楽しくてつい、とかなら

次回から気を付ければそれでいいと思うし

逆に楽しむというより

現実から逃げるようにゲームをやっているなら

なんか問題抱えているサインだから

それを親がいち早く察するための

ものくらいの感覚で大丈夫です。

 

 

大事なのは②ゲームをしない時間を

満たすということ。

 

 

当たり前ですが

ゲームをやっていなくても

ゲームのことを考えることはできます。

 

 

それで勉強が手につかない

適当にやる、やってはいるが理解していない

そこらへんの方がよっぽど問題です。

 

 

それはゲームがあろうがなかろうが

関係ありません。

 

 

嗜好品があれば今までの話の

ゲームの部分が好きな嗜好品に

変わるだけだし

何度も言っていますが

嗜好品に触れさせないのは大変危険です。

 

 

だからON/OFFのスイッチを

心に育てていく

やるべきことをやるときは

そっちに集中するっていうね。

 

 

ゲームをしない時間に

親子でコミュニケーションをとるとか

子供の興味の惹かれるものを

探すとか良いかもね。

 

 

子供の興味って本当に大切だから

本人の中で本気で惹かれるものを

見つけると将来それが仕事に

なるかもしれないからね。

 

 

興味があって本気でやるって決めれば

そのために必要なことは

自分で見つけて学ぶからね。

 

 

そこはできるだけ子供の意志を

尊重してほしい。

 

 

親が決めたレールを引くのは

簡単だし親としても

常に自分の目の届く範囲で

行動するから

楽だとは思うけど

本人が本気でやりたいことじゃないと

やっぱ壁とかしたくない勉強とかに

出会ったときに踏ん張れませんから。

 

 

ただ子供の興味を探しに行っても

結局ゲームに行きつく、

そしてゲームを本気で好きでやりすぎるなら

一旦健康の話全部抜きにして

それは才能です。

 

 

少しこの話は私の過去を

振り返りながら紹介しますね。

 

 

私は実はゲームを長くできない人間でした。

(今は全然余裕です。)

 

途中で酔ったり、ちょっとでも

ビックリするのが苦手でね。

 

 

しかし親は周りの子がゲームしている中

したがらない息子を心配して

なんとかやらせようとしてたらしい。

 

 

まあその頃はその年齢には一般的には合わない

一人遊びばかりやってたからなあ。

 

 

それに私の家はゲームをする前に

私の怖いもの克服するための時間があって

その当時何かを決める時に

よく用いられた黒ひげ危機一髪を

やらされる地獄。

 

 

やからね、ゲームをするのに

条件とかはいらないと思う。

 

 

結局条件の方が嫌で

ゲームやらなくなるって可能性高いし

しかしゲームしたいのにって気持ちがあるなら

嗜好品を禁止している状態と

変わりありませんからね。

 

 

もので釣るのは本人にも良くありません。

 

 

自分で自分に今は我慢とか

ご褒美とかは自発的な行動ですので

自主性が育ちますが

物で釣られると一種の催眠で

親に支配されるという感覚が

根強くなるのでね。

 

 

親に支配される感覚があると

いつまでも自立できませんし

指示待ち人間になってしまいます。

 

 

ならどうするか、

ゲームをしない時間に

私が一番やってほしいことがあります。

それは将来への目標を明確にして

そのモチベーションを上げることです。

 

 

話が飛んだと思われるかもしれないですが

飛んでませんよ(笑)

 

 

ここで最近私が大切にしていることがあります。

それは「本質を見る」ということです。

 

 

例えば今回の話でもそうだけど

ゲームをもし制限したとして

他の嗜好品や動画サイトに

ハマったらそっちを禁止にして

嗜好品全部禁止にしたら

次は良くない虫がつくかもだから

友達を禁止にしてその理論だと

学校がそもそも危険だから

 

 

 

最後は家に監禁?

 

 

 

論理の飛躍が酷いとは

思うけど今のように

本質を見ないで判断している

今現在を見ていると

監禁という言葉じゃなくても

それに近い状態になるかもしれませんね。

 

 

でも結構ゲームを禁止にすることが

本当の解決にはならないって

言ってる人が多いからそこまで行く前には

流石に止まるでしょうがね。

 

 

本質の部分を見ないと何も解決しません。

今回の問題はゲームが問題じゃなくて

一番目指したいゴールは

嗜好品を自分から線引きできる心を育てることです。

 

 

遊ぶ時は思いっきり遊ぶし

やるべきことをやるときは

そっちに集中することができれば

ゲームを禁止しなくたって

程よく付き合って生きていけます。

 

 

そして自分から嗜好品に線引きできる

一番の方法は将来の目標に向かうことです。

 

 

将来の目標があればそのために

テストなどの勉強は頑張れるし

そっちに集中してしまえば

ゲームに逃げることはありません。

 

 

将来どうなりたいか

それを大きく膨らませることが大切です。

 

 

どうなりたいかが分からない

そしてこれからの社会に期待できないことが

嗜好品への逃げが発生している

原因の一つです。

 

 

 

だから今回の話でこれだけは

守ってほしいことがあります。

 

 

 

 

 

子供の夢を絶対に否定しないでください。

 

 

 

 

どんなに馬鹿らしいことでも

無理だと思ってもです。

 

 

正直今の子供が夢を持つって

相当な覚悟がないとできません。

 

 

なぜなら多くの人が

不満や文句を社会にぶつけ

下を見て生きているからです。

 

 

その光景を見て社会に出たいと思いますか?

そんな社会に貢献したいと思いますか?

 

 

現実を見ろとか否定するのは簡単ですが

それは子供に下を見て不満を言いながら

生きていけって言ってるのと同じですからね。

 

 

親としては現実を見てそれなりで

生きて欲しいと思われるかもしれませんが

今の世の中にそれなりなんてありません。

 

 

上を向くか下を向くか

もう安定を求めたって

どこにもありませんよ。

 

 

 

 

 

子供の夢を本気で応援してあげて。

小さい子は周りの影響で

揺れやすいから夢は

変わりやすいかもしれない

それでもその度に応援してあげて

定まる日がくるから。

 

 

大きくなれば夢が叶わないと

諦めるかもしれない

壁にぶち当たるかもしれない

それでも応援してあげて

それは力になるから。

 

 

そしてどうしても夢を

諦めないといけなくなったら…

 

 

 

 

 

温かく迎えてあげて。

名一杯泣いていいよって言ってあげて

悔しかったねえと抱きしめてあげて

そしてその努力が次のあなたの

活力になることを伝えてあげて。

 

そうすればたとえ夢が折れたとしても

折れた先から新たな芽が生えるから。

 

 

 

 

夢の話をするときは

できるだけ明確な方がいいので

子供に考えさせる質問を

投げると良いかも

(どんな風景がひろがってるのとか

会社を作るとかなら会社の名前はとかね)

 

 

夢を肯定してあげる質問は

想像力と自分を創る大きな資源になるので

聞けば聞くほど子供は成長しますよ。

 

 

ゲームの制限から

最終的には夢の話まで

飛んじゃいました。

 

 

勿論子育てってお子さんに

よって十人十色ですので

難しい部分だと思います。

 

 

私の話も綺麗事と思われる部分が

あるかもしれません。

 

 

しかしだからと言って

本質を見ずに目の前の問題を

排除したってどんどん生きづらくなりますし

それを子供たちが見て絶望する。

 

 

負の連鎖です。

 

 

連鎖を止めて

子供たちが夢を持ち叶えられる社会を

創りませんか?

 

 

次回はこのテーマのラスト。

今までは親の視点からの問題に触れてきましたが

次は子供の視点です。

 

 

オンラインに繋ぎたくなる子供たちの奥底にあるもの

そして今回の総括をしていきます。

今回はそんなに出ませんでしたが

次回のテーマは孤独ですよ。

 



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ここまで読んでいただきありがとうございます。