皆様こんにちは。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

少し前からゲームを制限する条例が

話題になってるけど

何というか時代を感じるよね。

 

正直ね制限したいというか

多分本音としては禁止したい親御さんの

気持ちはね分かる。

 

ゲーム脳だとか

ゲームばかりで勉強がとか

もっと他のことをだとか

ゲームが生産性ないとか

本当に言ってることは確かなんやけど…

 

 

 

 

正直今の時代に

ゲームをさせないは

かなり難しいです。

 

 

お前ゲームそれなりにやるからやろって

言われるかもだけど

そういうことじゃないです。

 

 

今日はその根拠と

じゃあどうすればいいねんっていう

話もふまえて話していくよ。

 

 

まずこのゲーム問題は

親と子のそれぞれが

抱えている問題に分けて

考えなきゃいけません。

(今回長くなったので区切ってます。)

 

まず禁止している

禁止したいケースでの問題ね。

 

禁止している、禁止したい

親としては子供の健やかなる

成長を願って子供にゲームを

させたくないんだと思うんよ。

 

現に子供に与えないっていう

教育方針も多いやろうし。

 

まあそれは一つの選択肢だと思う。

 

ただその与えないときに

どうして与えないのかは

子供に言っておくこと

そしてその代わりのものを

子供に渡せているなら大丈夫だと思う。

 

勿論言い方は大事よ

上から一方的に「あなたのためだから」とか

「ゲームは悪いもの」とか

そういういい方は危険。

 

特に「あなたのため」という言葉を

そういう親の意見を正当化

するために使うと子供にとって

親の愛がおもりに変わるからね。

 

 

そして代わりの物これが大事。

正直ね私としてはゲーム禁止にするなら

それ以外のことはある程度は自由で良いと思う。

 

 

それくらい今ゲームって影響力が

強いことを知っててほしいかな。

 

 

昔よりも技術は進歩して

凄く惹かれる存在なのよ。

 

 

テレビでのCMやYoutube等での

実況動画や公式からの盛り上がるPV

昔以上に情報が手元に届きやすいよね。

 

 

って話をすると

それならテレビやYoutubeを

見せなければっていう意見があるかもなので

先に言っておくとそれは凄く危険です。

 

 

ゲーム禁止の上にそれらの機器を

取り上げたら子供は学校で

何の話題にも入れませんよ。

 

 

子供にとって学校は社会です。

社会で関わりあうためのツールがなくなる

話に全く入れないと学校に行きたくなくなりますよ。

 

 

社会で生きて関わりあうためにも

それらのツールは禁止するにしても

一つじゃないかな。

 

そのくらい今の子供たちにとって

Youtubeとゲーム(TVはTV離れが結構多いので)が

彼らのコミュニケーションツールです。

 

外で遊ぶとこなんて都会はほとんどないし

あっても危ないもしくはクレームだらけで近づけない

そのうえでコミュニケーションツール取られたら

辛すぎるよ。

 

 

「なら勉強すればいいじゃない」

っていう教育熱心な方が

いるかもだけどそれは本当にやばいよ。

 

 

昔からある娯楽の代わりに

全て勉学という思想

だいぶ今は減ったけど

これ本当に命に関わる。

 

 

なぜならこれやったら

ワーカーホリックになりなさいって

言ってるようなものだからね。

 

 

子供にとって勉強は大人の仕事と

本質では同じようなものやし。

 

 

仕事で疲れている人に

「休んでないで仕事しなさい」って

そりゃ命に関わるよ。

 

だから禁止するもの

逆にやっていいもの、

勿論子供がやりたいものでね

親がこれならいいといって子供に押し付けるのは

何も問題解決になりません。

 

 

話を戻すけど

禁止するものがあるなら

その代わりに渡すものって話やけど

一番は子供とのコミュニケーションの

ためだけの時間を用意することかな。

 

これはゲームOKの家でもなんだけど

それぞれ理由が違います。

 

今回の場合のように子供のやりたいものを

何か禁止しているなら

子供としてはやっぱりストレスが

溜まるわけよ。

 

ゲーム程度で、と思われるかもですが

上でもお話しした通り

社会でのコミュニケーションツールなのでね。

 

 

コミュニケーションがとれないことでの

ストレスだから子供としては

どこかでコミュニケーションを

取りたいんよ。

 

でも友達はゲームしてたりするから

一番取りたいコミュニケーション(同じゲームの話題)

が取れないからストレスは消えないんよね。

 

ゲームやYoutubeを禁止するなら

そこを理解してあげて欲しい。

 

その分親として子供の話を

聞いてあげるとか凄く大事かな。

 

何かしながらとかじゃなくて

相手としっかり向き合って

子供の話を否定せずにね。

 

つい大人って相手の話に

干渉しがちだけど子供の話は

特に気をつけてください。

 

「勉強嫌だ。」とか

「この人うざいんよね」とかの

否定的な話もね。

 

否定的な話≠否定的な行動です。

勉強嫌といって勉強してるならいいじゃないですか

うざいと言いながらもそれを

相手に言わずに家で愚痴ってるだけなら

いいじゃないですか。

それで実際何か問題が発生したなら

まだし影響がない家の中で

声に出して発散する方なら

よっぽど健康的ですよ。

 

それらを否定しないで。

子供にとって大人は想像のはるか超えて

大きな存在です。

そんな人から意見を否定されると

そんなこと思っちゃいけないんだ

そうやって本当の気持ちが分からなくなって

嫌なことされたり不当な扱いを受けても

我慢する人になりかねません。

 

みんな大好き

嫌いなものなんて何もないよ

それが理想と思われるかもですが

それは理想でも何でもない

偽善です。

 

大事なのは嫌いなものがある

でも社会で生きていくために

ここまではやるけど

これ以上は嫌ですと

線引きできること

そして少しでも嫌なものは嫌でいいし

それを言っていい空間があることかな。

 

 

 

 

 

とはいっても

じゃあここまでやれば

ゲームを禁止してもいいのか

というと実は微妙な所なのよね。

 

なぜ始めに難しいといったか。

それはあくまで子供の時は

それでうまくいくって話。

 

 

問題は子供が親から離れた時

そこでゲームがやる気がなければ

そんなに問題ではないんだけど

少しでも憧れがあったとしたら

そこでハマってしまって

抜け出す方法を知らなかったら

ヤバいよね。

 

正直これからの社会で生き抜くためにも

社会勉強の一環で

ゲームに触れておくことは大事じゃないかな。

 

そこで趣味と現実で線引きする方法を

自分の中に育てておくことはすごく大切です。

 

子供のやりたいことで

大人になって欲望開放する前に

触れて自制するその感覚って

自分で学ぶしか方法ないからね。

 

そもそも嗜好品に触れないと

自制すら分からなくなるので

教育熱心な方ほど気を付けて下さい。

 

無理矢理勉強させてるなら

確実に嗜好品への欲求は大きいですし

それがないならもう親に支配されすぎて

社会に希望がないケースかもしれません。

 

ゲームが危ないというのは

やってる私としても理解できますが

それを見せないで社会に出る方が

よっぽど危険ですよ。

 

 

「触れさせるにしても…」となる方も

いらっしゃると思うので

おススメみたいなものを

言っておきますね。

 

始めはお子さんのやりたいゲームの

買い切り型ゲームがおすすめです。

 

やっぱり親御さんがゲームを禁止したいと

言うのは同時にオンラインが怖いというのも

あるんじゃないかなと思います。

 

オンラインの話については子供の問題の部分でも

触れますがその気持ちは凄くわかります。

 

どうしてもネットの闇や危険な部分が

たくさんありますからね。

 

あとソシャゲ(多くのスマホゲーム)も

最初は微妙かな。

 

自制するのが非常にムズイ。

イベントとかでリアルタイムに

干渉してくる&スマホ起動で

すぐにプレイできてしまうから

やるもの、やらないものを割り切る力は

身につくけどそれでスマホに

ずっと触れ続けるのは一番望んでいないでしょうから。

 

買い切り型ゲームならリアルタイムには

影響しないのがほとんどですから。

 

それも大きい機体(SWITCH、PS4など)なら

子供がやってる時が目に見えるので

おススメかな。

 

オンラインに繋がなくてもゲームができますからね。

 

正直お子さんがここで

終わってくれるなら私としては

ベストです。

 

昔ならこれで良かった。

ただ今はオンラインに繋ぎたい子供が

多いです。

 

その理由は子供の時に

詳しく紹介します。

 

どんなものでもそうですが

自制心があれば適度な付き合いで

楽しめますよ。

 

次はゲームOKの場合の問題についてです。

 

どこまでOK?その家のマイルールや

OKならゲームしかやらなくなる?

ゲームに依存しないためには

親子のコミュニケーション?

次も親に焦点を当てて

そのさらに次に子供の社会での

ゲームの存在となぜオンラインに

行きたがるのか、今回合わせて

三つに分けて話すよ。

 

そしてそこから私の大事にしている

孤独の重要性も話しながらね。

 



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ここまで読んでいただきありがとうございます。