PRRT (1回目) | 膵内分泌腫瘍との楽しい(?)暮らし

膵内分泌腫瘍との楽しい(?)暮らし

2008年末から現在まで「膵内分泌腫瘍」という病気と付き合っています。

2022年の新年早々、急性心筋こうそくを発症!
膵内分泌腫瘍の治療にもさっそく影響が。
満身創痍のワタシの明日はどっちだ!?

一応身バレしても問題はないですが、自分から晒すのもあれなんで多少ボカして記事にすることをお許しください。

 

1X月某日、第1回目のPRRT治療を某病院で受けてきました。

 

実際に治療を受けた方も見ていらっしゃるかもしれませんが、日本の保険適用ではまだ両手の指で数えられるくらいの順番だったと思われます。

 

その病院からは2泊3日の入院との通知がありましたが、実際の治療は2日目に行い3日目の午前中には退院できました。

治療方法をざっくりと説明すると・・・・要するに点滴です。

最初に腎臓を保護するためのアミノ酸入りの点滴を4時間ほどかけて1リットル流し込む途中に「ルタテラ」という放射性物質の入った薬剤をこれもまた点滴で流し込みます。

あとは流し終わるのを待って、地下の核医学科の待合室(ある程度放射能防護されている)で待機、線量に問題ないことを確認の上個室に戻り、あとはひたすら待機です。

 

ポイントとしては、薬剤は腎臓を経由してお小水として排出されるため、水分をたくさん摂って早く薬剤を出す必要があり、そのためにひたすら水分を補給しなければなりません。私はあまり水を飲まないほうですが、治療前後24時間で2リットルほど飲みました。点滴で入れた分もありますのでトイレ15回以上、出した量は2.5リットル超え。これでも少ないようで先生からはもっと水分を摂れ、と言われました。

入院中は特に体調に問題はなく、線量も無事下がり予定通り退院できました。

 

治療後ですが、1週間後くらいに軽い倦怠感と目の周りに物凄いクマが出きてパンダになりました・・・

それ以外は今のところ副作用は出ていません。

・・・そういえば、ここ最近抜け毛が通常の三倍くらいあるような気がしますが、秋はもともと抜け毛が増える季節らしいので副作用なのかどうかはもう少し様子を見たいと思います。

 

治療は8週間ごと(4回)なので、会社にも迷惑かけたり少し大変ですが、幸い理解してもらっており今のところはほっとしているところです。