アリスとテレスのまぼろし工場(2023年劇場映画) | サブスク♪アニメ感想文♪

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老眼で本を読むのが辛くなり、アニメの割合が増えました(笑)
主に、サブスクで見てます。
アニメを見て連想される本(小説、ノンフィクション等)も、たまにオススメします!

 

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年劇場映画)

 

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ある日突然、自分の生きている世界の時間が止まったままになり、

人は成長もせずに今のままの体で生きていくという物語。

 

奇抜な設定で、最初は理解できなかったが

見ていくうちに、そういうことかとわかっていく。

サブスク(NETFLIX)だったので、わかりずらかった時は

巻き戻して設定を学習した(笑)

 

 

人は今が幸せだと気づかず、淡々と日々を過ごしている。

今当たり前にある状態が、失われた時に初めて幸せだったんだと気づく。

 

僕も、失恋、失業、人の死など、

失うまでは、そのことに気づかずに後悔していることが多々ある。

 

最初は、夏休みに上映されるようなアニメ映画的な感じで淡々と見ていたけど

見ていくうちに、なんだか切ない気持ちになっていきました。

 

最後のエンドロールで、

中島みゆきさんの「心音」という歌が流れるんですが

僕が産まれる前に生きていた先人たちへの思いが湧いてきて

ノスタルジーな気持ちになりました。

 

 

 

 

今の自分が生活できているのは

過去の人達が築いてきたものを、受け取った結果なんだなと。。。

衣食住や、医療、天変地異など、過去に生きた方が悪戦苦闘して

築いてきたものがあるから、苦労せずに生きているんだなと。

苦しんだり、悲しんだりして、嘆いたりしたことを

長い歴史の中で苦労して解決してきた人たちがいて、

その恩恵を当たり前に受けているからこそ、生きているんだと。

 

自分が何が繋げるんだろう?

そういう事を思った作品でした。

 

 

 

 

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