子育て中のママ達は、我が子に勉強好きになって欲しいとか、なるべく頭の良い子に育って欲しいなと思いますよね
偏差値の高い学校に進学してもらいたいご家庭も多いでしょうし、東大に我が子を進学させたママの教育法を知るための本や講演も需要がありますよね
でも、東大に入っても人間性はどうなの?とか、勉強が出来る人が仕事が出来るとは限らないという声も多く聞かれます
学歴や頭の良さだけでは、認められることや就職が難しくなってきているようですね
個人的には、勉強を頑張って目標の学校に進学した子どもさんの努力は湛えてあげたいし、応援してきたご家族のお子さんへのサポート力も素晴らしいと思います
だけど、現代社会では、こうした、いわゆる頭の良い子=IQの高い子よりも、粘り強さ、協調性、やり抜く力、自制心、感謝する力といった類の、いわゆる 「生きる力」の高い子の育成が求められているようです
これを、一般的な学力で測れる「認知能力」に対して、計ることができない心の知能値数と呼ばれる「非認知能力」と言うそうです
この「非認知能力」を育てることは、将来の子ども達の生活を豊かにしますね
幼い頃からピアノやバイオリンを習うと、認知能力と非認知能力の両方を育成するそうです
その上、高齢になったときに楽器演奏を10年以上続けていた人は認知症になりにくいという記事を見ました
なにも、ピアニストやバイオリニストにならなくてもいいのです
コンクールに出るための練習も要りません
ただ、難しいな~と思った時も続けてみる
他人と比べずに、本人の成長を楽しみながら続ける
こんな風に、子育てに楽器のお稽古を取り入れてみませんか
5年、10年と勉強の合間にでも楽器の練習やお稽古を続けていくことで、数値では測れないけれど人として持っていて欲しい能力が高まれば、子ども達の将来がより明るくなりますよね