【明治天皇の和歌より】

【明治天皇の和歌より】


前回、明治天皇からのメッセージを受けて
和歌をはじめたことを書きました。

明治天皇の和歌の中で私がいちばん好きなのは、
「千早振る　神が開きし道をまた　開くはひとの　力なりけり」
という一首です。

簡単に訳すと、
神様が創造した世界を、さらに切り開いていくのは、人の力である
という意味になります。
（ちなみに、“千早振る” は、神様の枕詞です）

私はこれを、
人が世界を創造していくには、個々が “神” として
世界を作っていくことに責任がある
という意味に受け取りました。

では、世界を創造していくために
私たちにできることは
何でしょうか？

誰でもすぐにできるのは、
言葉を大事にすることです。

古くから日本人は、言霊を大切にしてきました。
例えば、受験シーズンであれば、
“落ちる” とか “滑る” という言葉を避けるような
忌み言葉があり、
逆に、
良い言葉を言うと良いことが起こるという意味の
祝詞もあります。

忌み言葉は一般によく知られていますが、
祝詞については、
はまだまだ知られていない部分が多いです。

これからは、良い言葉をどんどん出していく時代が
求められているように感じます。

心をニュートラルな状態にして、
前向きな言葉を発信していきましょう。

言葉に込められたエネルギーには、
想像以上に力強いものがあります。


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