コインランドリーの変動コストの中で最も大きいプロパンガス。
1年半ほど前に一度料金交渉のうえ当初より10数パーセント削減に成功し満足していましたが、今回、以前から考えていた変動料金契約に変更交渉を行いました。
普通は月間使用量に固定単価をかけて月額料金を算出しますが、変動料金制は原産国からの仕入れ価格と為替レートにより基礎単価がきまり、それに固定経費を足した金額を単価として月額料金を算出します。
つまり固定単価と比較するとガス会社は仕入れ価格や為替の変動リスクを負わなくてよいメリットがある反面、利益は一定で大きな儲けはないという形態で両者にとって透明性の高い料金になるわけです。
しかし、古い体質のプロパンガス業界は仕入れ価格が上がれば単価を上げるけど、仕入れ価格が下がっても単価は下げないという慣習でやってきたところがほとんどなので、この数年は仕入れ価格が下がっているにも関わらず単価は変えずに大きな利益が出ている構造でした。
ですから固定から変動への変更を要望しても利益が減ることが見えているので積極的には応じてくれないのです。
また変動料金契約であっても固定経費部分が会社によって幅があるのでこの部分を如何に安く抑えるかがポイントになります。
1社の交渉では限界があるので多くの会社に相談したところ、数社から良い条件を引き出し現在のコストより20%以上の削減に成功しました。
もちろん価格は毎月変動するので上がる可能性はありますが、年間均せばそれなりに大きな効果になるでしょう。
今回の活動で他にも良い条件の会社を数社開拓することができたので、知り合いのオーナさんにもどんどん紹介していこうと思います。
最後に今回の交渉の成功要因をまとめると
・ターゲットプライス(底値)を把握していること
・相手にメリットがあるオファーを用意すること
・相手のコスト構造を把握し可能性のある会社に数多く当たること
というところです。
この要素はどんな交渉事でも同じですね。
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