前回の書き込みの他にもいくつかのLinuxをHDDにインストールして起動時間や操作性を確認していました。
特に気になっていたのが非常に軽量シンプルなAntiX17とそれをベースにもっとリッチにしたようなMXlinux18。
Debian9ベースのLinuxでインストールも簡単です。
AntiX17についてはデスクトップがあっさりシンプルなだけあって起動にかかった時間は30秒弱。使い勝手もwindows98などのような感覚で使えるので悪くないです。しかし、私の環境では何故かシャットダウン時にシステムが終了した後電源が切れるまで異常に時間がかかってしまう。マルチブートの候補の一つにしたかったのだけど、不採用にしました。
MXlinux18に関しては見栄えもよくて操作性もいいのですが、やはり起動に1分程かかるので、ZorinやVoyagerと比べて特に魅力を感じない為やはり不採用です。
AntiXは軽さで人気がありますし、MXは最近結構話題に出てくるので興味ある人は手を出すのもいいんじゃないかと思います。
今回はあくまでWindows7からいかに簡単に移行出来るかがポイントなので、操作はある程度サクサク動けばいい。
とことん設定などが自動的に最適化されていてすぐに使い始められることが重要と考えての選択肢探しです。
ちなみにWindowsXP時代のパソコンの能力だとメモリも1GB未満だったりCPU性能もかなり昔の規格になるので、AntiXとかPuppy Linuxが選択肢になると思います。
Windowws7時代のPCだと一部メモリ増設不能な1GBとかのモデル以外はだいたい2GB以上で、4GB以上に増設可能なものも多いので、それに合わせて快適な操作性も重要視しています。
今回の私のパソコンに入れるLinuxは結果、Zorin OS 12.4 Lite 64bitとVoyager Linux 18,04 32bitのデュアルブートでいくことにしました。
一応、HDDを初期化する前にリカバリディスクを作成しているので、元の東芝Windows7出荷時初期状態に戻すことは可能。
皆さんも今年いっぱいはまだwindpws7のサポート中なので、一応戻せるようにリカバリディスク作ってから移行実験を始めると良いと思います。
Microsoft OfficeをWine使ってLinuxから動かすのはたぶん32bit版をvoyagerの方に入れることになると思いますが、もしかしたら両方に入れるかもしんない…(笑)
それぞれの記事は今後ZorinとVoyagerのテーマ別々がいいだろうな。
2019.2.6追記
Voyager LinuxにはDebian版(現在Debian9ベース)もあります。個人的にはRaspberry PiのRaspbianがDebian9ベースなのでそっちの方がなじめそうなんですけど、特にサーバー目的でもなくルートユーザーでログインしなきゃならない事態もそうそうないだろうということでUbuntuベースのVoyagerを使う予定。
UbuntuはDebianをサーバー版とデスクトップ版に分離させて、普段使わないルートユーザーをなくして、色々な設定をある程度標準化して自分であれこれ設定しなくても標準設定という形で労力を少なくしているもの、と想像すればさほどイメージとしてはずれていないと思います。
つまり素人のWindowsユーザーが乗り換えるのに優しいLinuxってとこか?
ちなみに私のLinux用の元Win7ノートはHDDをSDDに取り換えて爆速仕様にしたのと、いろんなLinuxを実験している中で、64bit版でも4GBのメモリで十分快適に動く(Voyagerも軽量Linuxの部類なので)ことがわかったので、マルチブートもやめてVoyager Linux 18.04 64bit版一本でしばらく運用していこうと思います。
別のwindows7からの移行がらみの話がない限り、今後はVoyager Linuxのテーマで書いていく予定。