ぐふふふ。こんにちは！僕、アニえもんです。
今回は、あの名将の安西先生の緻密な戦略の１つをマニアックに解説します。
安西先生は元々は管理バスケでしたが、矢沢という有望な選手を潰してしまった後悔があるので、個性を伸ばす教育に方向転換しました。
今回は試合中の戦略でなく、違った見方の戦略をご紹介します。
安西先生が特に期待しているのは、桜木と流川の２人です。だが、それは選手としてです。
安西先生は自分の後継者をすでに育てています。それは、メガネ君です。
スラダン好きの方は知っていると思いますが、安西先生は試合中常に、メガネ君を自分の隣に座らせ、自分の考え・戦略・試合状況等を細かく説明しています。
翔陽戦、疲れがピークに達していて限界寸前の三井。普通だったら交代です。
ですが、安西先生は三井を交代しませんでした。
三井の逆境の強さを知っていたし、湘北メンバーに負い目があり、何とか試合に勝つ事で借りを返したいと思っていた事を悟っていたからです。
海南戦、後半、牧と神に連続得点され、後手後手に回る湘北。
ここで、安西先生は海南は牧と神を止めれば、得点は伸びないと判断。牧と神のみ封じる奇策に出ます。
時には、他を捨て、中心のみを機能させない策も必要と教えます。
そして、何より、メガネ君の人柄です。周りのメンバーのフォローが抜群に上手く、年下の２年・１年の事も気にかける人柄。
特に桜木は自分の練習に付き合ってくれたメガネ君をなんとしても全国に連れて行く！と気合を入れていました。
赤木もメガネ君がいなければ、バスケ部を辞めていたかもしれないでしょう。（廃部になっていたと思います）
安西先生は持病を抱えていて、いつ発作するか分からない状況なのは本人が一番分かっていたでしょう。
自分がもし倒れても、湘北をまとめてくれる人材をすでに育てていたのです。
現に安西先生の「君たちは強い」を最初に理解したのは、メガネ君です。
安西先生の緻密な戦略は自分が倒れた時、代わりとなる人材の育成です。