胃がん全摘3年 飛騨高山ウルトラ71キロ歩き倒して完走 | Anicca アニッチャ 胃癌 全摘 マラソン

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Anicca アニッチャ とは、サンスクリット語「無常で変化」する。
常に変化するもの。

この世にあるすべてのものは、絶え間なく移り変っていて、
変わらないものは無いということ。 

胃癌 マラソン

走ることは生きること、尾﨑あやかでございます。
 
飛騨高山ウルトラマラソン71キロ 無事完走いたしました。
 
5月初旬から体調を崩し、熱は無いものの、今時珍しい緑色の鼻水がなかなか治まらず放置し、6月ようやく完治したところに、咳が出始めしっかり風邪の前兆となり、71キロも走れるのか不安になりました。
 
特に飛騨高山は、100キロ71キロも40キロまでは登り坂道のメインがあり、ここを通過しなくてはゴールは見えない。
何が何でも通過する一心でできる限りの体調を整えることを計画しました。
 
あじさいハーフでさらに体調を崩し、ウォーキングに切り替え、高地環境トレーニングをウォーキング、ストレッチし、酸素カプセル前日高山入りする前に入り、できる限り実行。
 
あとは、自分の走力と気力に任せてスタート
 
案の定、坂道になると力不足で、思うように上がれなく本当に辛かったです。
なんとかして第一関門 6時間で通過しなくてはならなく、フルマラソンの平坦なロードでないので苦戦しながらも関門30分前に通過。
 
下りでなんとか時間稼ぎしようと作戦立てるが、その下りに脚が前に出なく、自分でもどうして良いのか解らなくなりました。
 
登りで脚を使い切ってしまったったようです。
過去にこのような経験がなく、使い切るとというのはこういうことだったのだと納得。
 
第一関門を過ぎ、あとは前へ出ない脚を、何とかしながら歩き続き、次の関門、滑り込みを繰り返しゴール。
 
正直情けないゴールでした。
 
私は歩きに来たのではない。走りに来た。と思えるほど、歩き倒しました。
 
完走できたことは、本当に嬉しいけど、心底喜べない私がいる。
 
もっと頑張れたのではないか。
頑張りたくても、走れない、走れなかった自分がどこか許せないのかもしれません。
 
 
 
坂道で追い抜かれて、追い抜かれぬいて、
下りでも、追い抜かれて、追い抜かれて、正直良い処は一つもなかった飛騨高山ウルトラ。
 
 
 
 
71キロ完走メダルだけ、キラキラ光っている。
 
私の、心は光ってはいない。
 
 
 
 
10時間25分36秒
長旅でした。 
 
今年の飛騨高山は、例年になく涼しく走りやすかったそうです。
確かに、小雨が降りだしたり、曇りで体力、スタミナ補給できない私には、運の良い日でした。
 
 
 
 
 
飛騨はりんごの産地だそうで、地域限定
飛騨リンゴサワーが美味しかったです。
コンビニで280円で買えます。
 
居酒屋さんでは、いくらだったかな?
 
飛騨高山ウルトラマラソン71キロ完走
 
高山のみなさんの、おもてなし応援最高
 
 
たくさんの応援ありがとうございました。