課題として自由制作に取り掛かり始めて1年以上経過~
遅々として進まないんだけれど、ここに来て細かい部分を試作しながら
じわりと進んできた感じを実感。
去年の1月には使うファスナーが届いてテンション(´∀`∩)↑age↑してたんでした~。
自由制作なので、自分が作りたいものを考えて作るってことなのだけれど
ゼロからデザインして作り上げてもいいし、写真を見てこんなの作りたいでもいい
ということで、色々悩んだのだけれど、サイズを変えてコピーするってことに挑戦。
90年代後半に流行った、ルイ・ヴィトンのエリプス。
貝殻の形を模したってことは知らなかったけれど、当時亀の甲羅バッグと呼んでました(笑)。
『MMとPMの間の大きさで、ちょっと厚みを足した感じにして
ハリスツイードで作ってみたい。』
というのが私の希望。
そして、モノグラムの部分ってPVC素材だってことを知らなかったよ~。
今、新しいタイプのエリプスが出ていて、それは外ポケットが付いてるのだけれど
あまりに難しそうなので、外ポケットは早々に断念した(笑)。
あると便利なんだけどねぇ。。。
中も、小さなあるかないかわからんようなポケットが一つあるのみで
実のところ、形はわかいいのだけれど、バッグとしては使い難いと思っている。
そして、この形からファスナー付のような内ポケットを付けるのはちと難しいのだ。
というわけで、バッグインバッグを作ることにしている。
持っているMMを参考に、わりとあっさり大まかな形出しはクリア
布を使ってどうやってあの形を保持するか、芯地を検討したりして
やっとこさっとこなんとかここまで辿り着いた。
ここまでくるのに、紙で形だし2回
素材の厚みなどが実際に使う生地に近いので100均のフェルトで形出し2回目
手持ちのエリプスMMを参考に、なんとなくパターンを作ってまずは大まかな形を組み立てる。
それからカレンダーなどの紙を使って立体を作ってみる。
シンプルな形なだけに、なかなか難しい。
特に紙を使っての形出しは、とにかくフォルム優先だから
実際に制作することは、なんとなく頭の片隅には置いてるけれど、ほとんど気にしてない。
そこから実際に布で縫い代を付けて縫ってみるのだけれど
あれ?想定していた方法じゃどうも上手く縫えない気配が。。。とか
家でミシンで縫ってみて、これどうやって縫ったらいいの
あれこれと問題点がいっぱい出てくる。
PVCじゃなくツイードで作りたいという、素材の問題も立ちはだかる。
オリジナルをよくよく見ると、こんなことしてるんだ~という発見もたくさんあって
面白いけれど、結構しんどい(笑)。
バッグの脇の縫い方も縫い代を割るか、片返しにするか
片返しの場合芯地はどうするのか、ステッチ入れるか入れないかいちいち試してみる。
持ち手の根革も、漉き方を変えてあれこれ試作。
そして玉縁も、厚みを変えて実際に縫って様子を確認。
かなり細かい部分が詰められてきているのだけれど
ちょっとフォルムのパターンをいじるつもりでいるので
また紙とフェルトで組んでみないとってことになってる~。
カーブがきつくて、革の玉縁入れて縫うにはとーっても縫いにくいって
そうした縫製上の問題を解消したいのもあるけれど
見た目もちともっさりしていてスッキリしないので、そのカーブが気に入らない。
ただ、カーブをいじると、片方のパターンをいじるだけで済まず
胴とまちの双方のパターンをいじらないとならないかもで、ドツボにハマる可能性大。
結局、ドツボにはまって元に戻るって可能性もあるのだよね(笑)。
次回レッスンまでの課題でーす。