ピデアの編集部からメールが届き、読者アンケートで「面白い企画」のランキング第5位になったという嬉しい報告がありました。ひとえに、なかしまゆみこ様のイラストの魅力がもたらしてくれた結果だと理解していますが、多くの方々に見ていただけていることを知れて、書き手にとってはたいへん励みになりました。
日々のホール営業においても、時々頂戴できるお客様からの温かいご意見に随分と励まされることがあります。「出ない」「回らない」などの声は聞かぬ日がないほどでしょうし、「金返せ」「つぶれてしまえ」などの罵声も少なくない中、心温まる励ましの声は、ホールに勤める皆さんにとって心底嬉しいものではないでしょうか。
【ハガキ】
カウンターの女性の笑顔、キビキビ働いている男性スタッフ。
とても低姿勢で、心からリラックスと休息感?を与えてくれるパチンコ店です。
これからも通います。
【メール】
いつも素敵な笑顔と元気な挨拶ありがとう。
夫婦で土日祝日になると朝からお宅の店に通勤です。
明るく活発な店員さんが多く、お店に行くと私たちが元気をもらえます。ほんとありがとう。
【ハガキ】
ここの店員はみんな◎。負けても感じがいいから又行こうって気になる!
ホールやスタッフにとって励みとなるのは何もお褒めの声に限ったことではありません。手厳しいご指摘や苦言であっても「期待すればこそ」のご意見なのだと伺えるものも多く、まさに叱咤激励になっているものもあります。
【ハガキ】
最近呼び出しボタンを押しても来るのが遅くなったと思います。店員さんの数少なすぎではないでしょうか。
汗かきながら一生懸命やっている店員さんに文句は言えないよ、責任者の方、それでいいんでしたっけ。
【メール】
4号機時代からの常連、いわゆるマイホとしてよく通っていた者です。
ここをマイホとして通っていた理由はいくつかありました。
しかし最近は酷すぎます。
バラエティー台を大事にしない、設定は皆無。どうでもいい新台をいれる。
一年前はまだ楽しめました。
復活に期待します。
先日、久々にお客様から直接怒鳴られる出来事がありました。
過去にも別の方で同様のことがありましたが、お客様がクレームを言うために、店舗ではなく会社に押しかけてきたのです。
押しかけるなんて表現では失礼にあたりますが、杖をついたたいへんご高齢の方で、「最近の営業姿勢がなってない」と営業面の至らない点や信用が低下していることなど、ご自身が感じたことについて40分ほどたっぷりと叱られました。
耳も遠くなられていて、私の発言はなかなか聞き取っていただけません。大声で怒鳴られっぱなしですが、昔からご愛顧頂いていることがわかりましたし、期待すればこその苦言なのだと伝わるものでした。
杖をついてここまで来るのも相当大変だったことでしょう、お客様の思いの丈を感じながら、大変ありがたいご意見を頂戴したのでした。
昨今のカスタマーセンターの目標は「声なきご意見」の収拾です。カスタマーセンターでは電話やメール、ハガキでご意見を承っておりますが、ご意見として届けるまでには至らなかった不満の声やクレームというものが実在しているはずで、これらをいかに獲得していくかということが課題となっています。
前にも書きましたが、集客のアプローチがほとんどできない状勢下では、お客様の離反要因を取り除いて、顧客を減らさないことがますます重要になります。
従来どおりでは拾えない声を得るトライアルで、ポスターデザインを斬新なものへ変更したことがありました。
カスタマーセンターの掲示ポスターは従来、「お客様のご意見をお聞かせください」といった、極めて一般的なものですが、ガラリとテイストを変えて店長のイラストを使用してみたのです。しかも、頭を抱えて悩んでいる店長が、自店のダメなところや他店の良いところについてお客様からアドバイスを求めるデザインで、より訴求力を高めた仕上げにしました。
「お客様を不安にさせてしまう」「そんなことは自分で考えろとクレームがくる」と反対する店長もいましたが、想像していた以上にホールに対する熱心なご意見を数多く頂戴する結果となりました。
普段気付けない、お客様視点のアイデアや提案もいただくことができ、学ぶことの多さに感動的な驚きを覚えたものでした。
励みとなるご意見にせよ、不具合や改善点のクレームにせよ、ご意見を頂くことではじめてお客様の感じ得たところを確認できますし、様々な部分でお客様に支持されているのかどうかということも測れます。ひとつのご意見の大切さが伺えます。
読者アンケートで5位に選ばれ上機嫌でいたところ、社長からもこの連載コラムについて一言もらう機会がありまして、「ここのところ過去に使用したネタを使いまわしているのではないか?」という、ピデアの編集長ですら気付いていない痛烈なコメント。
「2次使用している遊技台に比べれば少ないほうです!」と言い返したい気持ちをぐっとこらえて(笑)、お客様から頂戴するクレーム同様、期待の表れなのだと捉え、ありがたく叱咤(激励)を受け止めたのでした。
一票を投じてくださった読者の方々の期待を裏切らないよう、より一層の魅力と新鮮さを追求した執筆となるよう努めてまいります。