- カサブランカ 特別版 [DVD]/ハンフリー・ボガート,イングリッド・バーグマン,ポール・ヘンリード
- ¥1,500 Amazon.co.jp
「君の瞳に乾杯」
"Here's looking at you, kid."
有名なセリフのオンパレード。
「ゆうべはどこに?」
「そんなに昔のことは憶えてないね」
「今夜は会える?」
「そんなに先のことは分からない」
"Where were you last night ?"
"That's so long ago, I don't remember."
"Will I see you tonight ?"
"I never make plans that far ahead."
どんな場面で、どんな風に使われているのか
めちゃくちゃ気になっていたラブロマンスの名作。
第二次世界大戦中。
フランス領モロッコのカサブランカ。
ポルトガル語、スペイン語などで
"Casablanca"は「白い家」という意味だとか。
フランスのパリで
激しい恋に落ちた男女。
1940年。
パリの陥落前に
忽然と、女は消え去った。
1941年。
カサブランカで再会。
現在と過去、男と女の隔たり。
心の雪解け。
真実と現実と未来。
といった感じで
戦争に翻弄されてしまった男女の物語。
ダンディです。
もちろん、ゲッツじゃなくて。
ハンフリー・ボガートのダンディズムです。
こんな渋くて、かっちょよくて
キメの文句なんか言っちゃうからなぁ。
男前だ。
いや、男前だからこそなのか。
と禅問答のようなことを
繰り返しちゃいましたけどね。
で、やっぱり、日本語字幕ですよ。
高瀬鎮夫という素晴らしい方が
上手いこと意訳したみたいですね。
マジで、尊敬です。
機会があったら、是非とも
使わせて頂きたいと思っています。
そんなわけで、いろいろな側面から
楽しむことのできる1942年製作の愛の名画なのでした。
「君の瞳に」の繋がりで大好きな名曲で締めに。
原題は"Can't Take My Eyes Off You"でございます。
今日の音楽の箴言
『君の瞳に恋してる』
by フランキー・ヴァリ