- 機関車先生 スペシャル・エディション [DVD]/坂口憲二,堺正章,倍賞美津子
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イギリスのソドー島。
鉄道局長のトップハム・ハット卿は
駅のホームに立って、線路の先を見つめている。
すると、ふたつの機関車の姿が現れた。
トーマスとゴードンが仲良く
元気な汽笛の音を鳴らせて帰ってきたのだ。
※上記は、森本レオ風で、お願いします。
機関車違いだけどね。。
なぜか邦画が続いているので、そのままの流れで
デンマーク戦の応援企画と、名付けておこうかな。。
もちろん、日本の必勝祈願という意味合いで。
個人的に一番応援しているのは、イングランドだけど・・・
・・・やったね!
初の勝ち点3!
決勝トーナメント進出決定!
閑話休題。
『機関車先生』は、伊集院静の同名小説を映画化したもの。
そういえば、最近、TOYOTAのCMに出演していて驚いたな。
映画では、その構造上、多少原作と変えてある部分はある。
でも、その美しい風景描写や登場人物たちの温か味を
しっかりと踏襲して映像化した気持ちの良い作品に仕上がっている。
瀬戸内海にある小島。
児童が、わずか7人という小学校。
そこに臨時教員として、体の大きな青年がやってきた。
しかし、彼は事故で、口がきけないという先生だった。
先生と子供たち、またその親たちや他の島民との交流。
田舎のよそ者への排他的な部分。
また、家族のような優しさを表す部分。
非常に、バランス良く描かれてます。
僕も、田舎出身なんで、そのへんの辺りはね。
因みに、この作品で映画初主演した
坂口憲二の演技も、ばっちりキマッてました。
表情や所作で感情を表すという
口のきけない役柄を難なく、こなしていて。
ドラマ池袋ウエストゲートパークでの悪役とは
対極に位置するけれど、雰囲気の出し方はさすがでした。
ちょっぴり切ないけれど、それは前向きな切なさで
なんとなく心に、ゆとりと勇気を与えてくれる清々しい作品。
本当の強さとは、優しさとは、といったことから
伝える事の困難さ、分かち合う喜びなど、巧みに表現されています。
じわぁ~っと来る映画なのでした。
今日の音楽の箴言
私は砂団子のような心臓の持ち主です。
by 橋本絵莉子