東京瘋癲酔人日記 -24ページ目

東京瘋癲酔人日記

夜の街で飲み歩く、私、安吾の日記。

キャバクラ、BAR、居酒屋などで見かけた様々な事柄を綴りながら、自作の小説も発表しています。

 禁キャバしようと思っている。

 誰のエッセイだったか覚えてないが「期間限定で禁煙して、期間が過ぎた最初の一服がたまらない」と書いていた。まさに、その心境なのだ。
 街は、忘年会シーズンでクリスマスイベントなどもあり、どのキャバクラも混んでいる。昨日、や○ざ居酒屋S で会社の若いヤツ(男女混合)と飲んだあと、「社会科見学だ!」と言って、ここのところ触れている「二つの門」 の店を見学に行った。見学と言っても入店したわけでなく、前を通っただけだが。
 「オープン二周年」の店と「新規オープン」(おまけにこの新規オープンには、BD嬢もいた)の店、二つの門の前は、両店の立て花でグチャグチャになっている。
 早速「オープン二周年」ジオヴァンナ のポーターに声をかけられるが、「会社の部下もいっしょだから」と若い女性社員を示し、断る。アマテラス の方は知らないポーターなので、特に声をかけられない。会社の子たちが立て花を珍しくげに見ている間、客の入りをみていたが、それはすごいものだった。
 『義理』という言葉も頭に浮かんだが、昨日は、そのまま他店にも入らず帰宅。
 この二店は特別かもしれないが、この時期、どこに行っても似たようなもののはずだ。実は、今年は本当に指名嬢が減り、ステディに指名している子は、歌の文句ではないが、現在、片手で余る状態なのだ。そのくせ、ボトルを入れている店は両手では足りない。どこへいくにしても、まして、新規の店ならなおさら「指名嬢探し」が命題となるが、どこもかしこも年末モード=混んでいて指名嬢を探すような状態とは言えない。アフターベスクラ を見ていても、不感症状態で「この子に会いに行きたい」という気持ちが沸いてくる子がいない。
 「煙草を吸いすぎて、ヤニで気持ち悪くなった、ちょっと禁煙してみよう」という感じ、、、

 さて、いつまで禁キャバするかな
 Livedoorグルメという飲食店を検索できる部門とLivedoor Blogが自動的にリンクする新しい機能が付いた。
 検索してみると、「いつか書こう」と思っていた「力士料理 悠」が出ていたので、早速試している次第だ。

 「力士料理 悠」は、歌舞伎町から少し離れた三番街商店街にある。ちょうど、二丁目の反対側だ。この三番街商店街、悠以外にもいい店がいくつかあり、同伴に使える店がある。三番街商店街を日清食品の方へ抜けて歌舞伎町に入るルートは、以外と人通りが少ないので、アプローチにも有効である(なんのアプローチなんだが)。
 肝心の悠だが、私が最初に行ったのは、5~6年、もしくはそれ以上前である。女性も含めた遊び仲間と「二丁目に行く前に、うまい食事をするところ」を探していて、見つけた。現在は、一階が大きく2つのスペースが横並び(これが店を奥で繋がっている)にあり、二階の大きな座敷もあるが、私が最初に行きだしたころは、まだ、1階も半分のスペース、つまり横並びのスペースが一つだけであった。
 味噌ベースのちゃんこは、本当においしく男女や年齢を問わず「うまい!」と必ず言う代物だ。ちゃんこ以外にも軟骨付きの豚あばら肉、大根、ごぼう、こんにゃくと供に味噌で煮込んだ「とんこつ」などつまみが多くあり、ちゃんこを食べる前に飲む時、力強い見方となる。悲しいのは、この頃は出していた「地鶏のたたき」や「砂肝のさしみ」が、諸般の事情でメニューから消えたことである。
 最初に行ったときから「ここは流行るな」と思っていたが、案の定、冬場は予約を取らなければ店に入れない状態になった。そこで、隣の閉店していたスナック店舗を借り受け、奥でつなげて、今の状態になったのだ。それでも、客が入りきれないので、二階も店舗にしたという店だ。
 私は、気軽な接待にも使っているが、連れていったお客のほとんどが「プライベートや会社関係で行ったよ」と言ってくれる。
 この発言や増築を繰り返していることから、「うまい店だ」とわかってもらえると思う。
 元力士である店長のルックスも絶妙で、店内に貼ってある著名マンガ家の似顔絵に雰囲気がそっくりだ。
 ボリュームがある店なので、二人だけの同伴では使いづらいが、友人と一緒の「ダブル」「トリプル」同伴なら、ぜひ、試してみる価値がある。しかし、歌舞伎町で働く人々も結構知ってる店なので、キャバクラの開店前に、担当マネと数人のキャストがミーティングを兼ねてちゃんこをつついてる、ということもあり、ばったり他店指名嬢と出くわす可能性もある、ということも付記しておく。

 現に、この私が遭遇したので、、、、、


<追記:2009年7月6日>
 このように、当時は絶賛していたのだが、両国に第二号店ができて、オーナー店長がそちらへ行ってから、すっかりひどい店になってしまった。
 両国の店もあまり評判は良くないようで、飲食店の多店舗化の難しさを痛感する。
 残念だ・・・・
 コマ劇場の裏、といっても花道通りでなく、アマンドのあるビルのもう一本裏の道、男性が好むDVD、しかもイリーガルなものを売っているお店が多く軒を連ねる通りに、居酒屋Sがある。数年前、遊び仲間とふらっと入り、店員がグラスを倒した際の対応が良かったことがきっかけで、通うようになった店だ。
 あまり広い店とは言えないが、15、6人入れる座敷に、4人掛けのテーブルが8つ、カウンター、そして10人程度が囲むように座れる大テーブルがあり、こぢんまりとも言えない大きさ。店長とママ(この二人は、たぶん夫婦)と数人のスタッフでやっている。値段は高くないが、大衆チェーン居酒屋ほど安くはなく、味はその価格程度+αぐらい。メニューの幅も広く、所謂「普段飲むには、使い勝手の良い店」なのだ。ただ一つの難点は、閉店が12時ぐらいなので、深夜には使えないことである。
 この店の特徴は、三つある。まず一つは、とにかく料理が出てくるスピードが速いことだ。いつも混んでおり、入れないときもあるが、いくら混んでいても注文してから料理が出てくるスピードが、とにかく速い。
 二つ目の特徴は、芸能人が多いことである。芸能人といっても、お笑い、演歌系の人だ。コマ劇場の裏側、つまり楽屋出入り口から、アマンドの入っているビルを通り抜けると、居酒屋Sという立地であり、コマ劇場関係者=裏方さんの常連が多い店なのだ。そのせいか、コマ劇場でうたれる演歌系の公演に出演中のお笑い芸人も訪れるわけで、ビートきよしなど、「いかにも」と言った芸人さんをSで多く見ている。場合によっては打ち上げで本人も来ることがある。座長ではないが、マツケンサンバでおなじみのマッシーこと真島茂樹に遭遇したこともあり、まんまだったのが、可笑しかった。店内には、演歌歌手のサイン入りポスターも数多く貼られている。
 三つ目にして、最大の特徴がや○ざ屋さんが多いことである。コマ劇場=興業という繋がりなのかどうかは分からないが、とにかく多い。しかも単体でなく、少なくとも3~4人の団体なのだ。彼らの風体は暴○団という言葉のイメージから来る「黒いスーツ」でなく、や○ざ屋さんという言葉から連想される「派手なニットやトレーナー」という感じだ。こういう風体の人達が団体でいると、とにかく威圧感がある。しかし、一般の客に対して特別何かをするわけでなく、こちらから仕掛けなければ、、、といってもSの店内で仕掛けている人を見たことないが、、、特にこれといったことはない。今の世の中、なんの理由もなくや○ざ屋さんが一般人の手を出すことは、大きなデメリットであることをや○ざ屋さんも知っているのであろう。
 しかし、怖いことは怖い。一度、前述の大きなテーブルで、一人、本を読みながら飲んでいて、集中してたので気がつかなかったが、ふと、目を上げると、大テーブルの残りの席がすべてや○ざ屋さんだったことがある。1対9の状況で、こ○びのない方が「おじき」「あにき」「本部長」などと話している姿をみるのは、なかなかできる経験ではないし、正直、酔いも醒める。しかし、「怖いものみたさ」でそのまま飲んでしまった。
 思えば、最初に訪れた時、店員がグラスを倒した際の対応が良かったのは、こういった方々が多く通う店だからだったのだ。
 この居酒屋S、実は、同伴にも使っている。「そういう店だ」とわかっている上で、同伴に使っているキャストを見たからなのだ。居酒屋Sに誘う口実は、こうである。
「こぎれいな居酒屋と『いかにも歌舞伎町』という居酒屋、どっちに行きたい?」
「『いかにも歌舞伎町』という居酒屋って、どんな感じなの?」
「や○ざ屋さんがたくさんいる店(笑)でも、全然、怖くないよ」
こういうと、3人に1人は「おもしろそうだから、行こう」と食い付いてくる。
 やはり、遊園地のお化け屋敷やジェットコースター同様、女性は「怖いもの」が好きなようだ。