東京瘋癲酔人日記 -19ページ目

東京瘋癲酔人日記

夜の街で飲み歩く、私、安吾の日記。

キャバクラ、BAR、居酒屋などで見かけた様々な事柄を綴りながら、自作の小説も発表しています。

 再び、新宿MAX に行く。

 1月10日「三者三様」 で触れたが、現在、三人の指名嬢候補いる。某日、三人の指名嬢候補に連絡を入れずに入店。そして、その日に私がとった行動は、自分でも書いていた「悪趣味」パターンである。
 三人のうち、学生バイトは不在だったため、ショーメンとレギュラー勤務の二人を場内指名で、本指名なしという形だ。
 ラッキーに伝票の状況を説明されつつ、席に案内される彼女たちの顔つきは、当然のことながら「普通」ではなかった。二人がそろった段階で
「そういうことだから、胸ぐらつかんで、殴り合いして、俺を指名を奪い合ってくれ」
とギャグをかましたつもりだったが、テーブルのテンションは、予想以上に重い。
 客・指名嬢・場内指名嬢という組み合わせだと、会話も三人の絡み合いで進むのだが、会話が「私・ショーメン」「私・レギュラー」という形でしか進まず、両脇に座った彼女たちと話す私は、顔を「右・左・右・左」と振りながらで、まるでテニスの試合をみるようである。煙草をくわえると、両方から火が出てきて、どちらかに任すには、空気が重すぎて、自分でつける有様だ。
(もう少し、状況を楽しんでくれるキャラクターだと思っていたが、、、)
と思い、自分で蒔いた種ながら、へこんでくる、、、
 そこで空気を変えようと、三人三様の状況を話してあった女衒その2嬢を場内するが、まだ、出勤していない。
(しかたない、、、自分でやるか)
と思い、自虐ギャグを連発して、二人の笑いをとる。それでどうにか三人で絡んでの会話がすすむようになり、ホッと一息。
 その後、片方が抜かれることがしばらく続く。彼女たちはこの状況には触れずに、普通に会話をしてくれる。
(よかった、、、、やはりいいキャラクターだ)
と思っているところに、女衒その2嬢登場。指名候補は両方抜かれ、女衒その2嬢だけになると
「あんた、なんちゅーバカなことやってるの」
と言われたが、彼女も怒っているわけでなく、実は、うけているのだ。
 最後、指名嬢候補二人がそろった時点で
「次回は、指名を決め、同伴で入店する。今月末までに決めるので、よろしく」
と宣言する。
 あれから数日、二人からの営業メールと電話が続いている。非常に楽しい。
 ちなみに、第三の学生バイト嬢は、二人と横のつながりがないためか、この日のことは知らない模様で、メールや電話がくるが、メールは返さず、電話も出ていない。指名嬢を決めた段階で、話すつもりである。
 
 キャストからしたら最低の悪趣味な遊び方だが、悪趣味なものほどおもしろかったりする。
 ほんとにごめんなさい。でも、久々「わくわくする日々」である。
 歌えるキャバクラは、是か非か。

 キャバクラの歴史から考えれば、カラオケはあり得ない。今でこそ「ショークラブ」などという言い方でショーがある店をわけているが、ショーがあってこそ正当派キャバクラと言えると思っている。魅せるのは「ショー」であり、客のカラオケではないはずだ。
 といいながらも、ショーのない店も好きだし、カラオケも歌いたい。困った欲張り者である。
 新宿、池袋と見た場合、歌えるキャバクラは少ない。小箱のキャッチ系だとあるようだが、ステディに通う店でもない。そうすると、「カラJIRO」 (日曜日だけはカラオケができるので、遊び仲間内では「カラオケJIRO=カラジロー」と言っている)あたりでお茶を濁すことになる。
 しかし、いろんなキャストと一緒にカラオケを楽しみたいとなると、同伴かアフターで、歌えるところに行くことになる。
 カラオケと言えばボックスだが、1対1の同伴・アフターでボックスに付いてくるキャストは、よほどの強者か、初心者だけである。ボックスは「同伴喫茶」と思ってる(古いね、どうも。いまはすっかり見かけなくなったが)客が多く、いろいろちょっかいを出すパターンが多いので、非常に危険だということを、普通のキャストは知っているからだ。実際、私の拙い経験では、同伴・アフターでボックスに行った場合、想いを遂げることができる確率は高い。
 ボックスでなければ、アフターでカラオケのできるゲイバーやスナック的なところに行くことになる。行けば行ったで困るのが、歌う曲である。
 私の場合、洋楽は、80年代で完全に止まっている(別に、洋楽を歌うわけではないが)。80年代まで=新人サラリーマン時代までに好きだったアーティストの持っているLPをCDに買い換えたり、そのアーティストの新譜を買うのが、せいぜいである。邦楽は、いや、今はJ-POPというのか、J-POPについては、めざましテレビ の今週のオリコンベストファイブで紹介される曲が限界であり、その知識はオヤジ化している。
 雪村さん もブログでこぼしているが、私も似たようなもので、リアルタイムで流行っている曲を歌うことは、とてもできない。iPodに新曲をダウンロードして覚える手間もうっとうしく(こういうことをめんどくさがるのは、若さのない証拠だ、だめだね)、覚えるにしても、最近の男性ボーカルはキーが高く、とても歌えない。カラオケでは、キーの上げ下げができることは知っているが、耳で覚えた歌を自分のキーで歌えるほど、うまくないのだ。
 ゲイバーで、郷ひろみの「花とみつばち」を歌って、ママにキャーキャー言われてたり(郷ひろみファンのママ、、、年がわかるか。あまり私と変わらないが)、光GENJIの「ガラスの10代」をママと一緒に歌ってる(こちらのママだと、私より年下だ)のが、一番ラクである。

 こんなカラオケじゃ、キャストは一緒に行ってくれないか、、、、、
 二本とは、指名嬢の誕生日のことである。

 指名嬢の誕生日をどう祝ってあげるか、これは客の遊び方のスタンスによっても違うだろうし、誕生日キャストと客の関係によっても違うと思う。
 売れっ子キャストの場合、まず、立て花が必要となる。立て花の数が人気のバロメーターを表すからだ。私は売れっ子を指名しない主義なので、出したことがないが、そういう指名嬢をもった人は「盛り上げてやろう」と違う名前で何本も立てたりするようだ。私の知り合いには、誕生日に「花のアーチ」を送った人がいる。彼はサラリーマンであり、相当な気合いの入れようだと言えよう。
 私は、花束を渡すことにしている。歌舞伎町には何軒か花屋があり、それぞれご贔屓があるようだが、私はタテハナビルの花屋が多い。店長(と思われる方)と仲が良く、オマケしてもらうことが多かった。最近、店が無くなってしまったようだが、大丈夫だろうか。花束にする花は、夏場以外はひまわりが定番だ。背丈があって花が大きいので見栄えがするし、珍しいがられることが多い。
 次は、プレゼントである。これは噂で聞いた話だが、ある大手企業のオーナーの息子が、場内嬢の誕生日にケリーバックを送ったということである。この人は「キャストと結婚したい」と本気で思ってる節があり、そのせいか各所で「裏っぴきされまくってる」という話である。まぁ、いくらひかれても痛くない財布をもっているようで、羨ましい限りだ。
 私は、基本的にプレゼントは渡さない。渡す相手は、非常にプライオリティの高い指名嬢だけだ。その金額だが、ある遊び友達が「プレゼントは、普段、その店で飲むのに使っている金額程度にしている。」と言っており、これを勝手に採用している。金額的には15,000円~30,000円程度で、指輪は重いので避け、ティファニーのシルバーブレスやネックレスあたりがこの金額に収まるので利用している。定番を買うと「当たりはずれ」がなく、換金性の良いので(変に気を回しすぎか)間違いない。
 金融などは、やはりプレゼントは「大きくでる」場合が多い。誕生日は、遅い時間になると「乾杯」の繰り返しでできあがってる子が多く、彼らはそれを見込んだように、遅い時間に現れる。私の予算とは「ゼロ」が一つ違うものを持ってきており、加えて何本かしゅわしゅわ系を入れて、一気に勝負にでる。勝率は、高いのではないだろうか。
 滞在時間であるが、私は「同伴~ラスト」はしたことがない。当たり前の話だが、誕生日に指名テーブルがなくなるのは、本人の「死活問題」である。そこで事前に「客が薄くなる時間は何時頃?その頃行くわ」と言って確認をとり、その時間に行くようにしている。売れっ子なら、伝票が何本立つか、が誕生日テーマだが、ナンバー入りしていない子にとっては、「指名の切れる時間があるのではないか」と、どきどきしながら迎えるのが誕生日である。私一人で埋めきれるものではないが、それぐらいの都合はきいてあげたい。
 誕生日と言っても、「営業誕生日」を持っている子も多い。本当の誕生日は本当に大切な人と過ごすためのウソなのだろう。最近は、1年に何回も誕生日がある子は少なくなった。未だにそんなことをしている子は、客がついてこないし、評判を落とす。

 さて、どうやって二本の誕生日を祝ってあげようか、、、その時の財布次第というのが、正直なところである。買っておいた年末ジャンボをまだ調べてないので、それに賭けよう。
 神頼みとは、情けない私である、、、、、