5月、6月中旬の週末は、
土日どちらかが雨というパターンが続き、
なかなかバイクで遠くに出かけることができなかった。
梅雨が明け、天候も良好ということで、ねこ茶さんからお誘いがあり
久々のツーリングを企画。
当初ビーナスラインを企画したものの、いくつかの事情により、目的地を変更。
ということで、群馬方面ということとなった。
7月頭に予定している群馬・長野ツーリングで
周りきれないと思われる箇所をピックアップしてコースを作成。
マイナースポットだが、以前から気になっていた場所へ
早朝、高坂SAに集合。
渋川伊香保ICで降り、某走り屋漫画で有名な榛名山を登る。
秋名の86ならぬ、8R
かの有名なスタート地点にて記念撮影。
今回、ねこ茶さんのVストロームは諸事情により出撃できず、CRFにて参戦。
8RとCRF、ツアラーとオフロードの異色の組み合わせ。
そのままメロディラインを進む。
真っ直ぐな直線上に、通ると「静かな湖畔」が流れる仕掛けのある道。
最終目的地まで時間的余裕があるため、湖畔にて小休止。
フルスペクトル改造カメラでの赤外カラー撮影
カラースワップ処理をすると、ブルーの8Rはオレンジに
榛名山を吾妻町方面に下り、上信道を進む。
八ッ場ダムを通り、最終目的地である旧太子駅へ
吾妻線の支線で貨物線用線の旧太子線。
その廃線遺構である。
復元された駅舎内には、当時の写真や、さまざまな展示物がある。
場内で最も目を引くのが、古代遺跡のようなコンクリートの遺構。
貨車に石炭を積むためのポッパーと呼ばれる建築物。
いい感じに朽ち果てており、写真に納めたかった被写体の一つである。
遺構の内部には当時鉱石や砂利を運搬する車両が佇んでいる。
ホームには、数種類の貨車が配置され、当時の雰囲気を再現している。
小さな空間だが、魅力的な被写体が多く、自分もねこ茶さんも暑さを忘れて撮影に熱中。
違う意味での熱中症になっていたようだ。
赤外カラー写真によるスノー効果で季節を逆転
時間も暑さも忘れて写真を撮影。
気がつくといい時間。
昼食の時間と渋滞を考慮するとギリギリのタイミング。
「道の駅 八ッ場ふるさと館」にて昼食。
ヘビーで熱い八ッ場カレーなるものもあったが、
冷たい蕎麦で体を冷やす。
食後のスイーツは八ッ場ダム焼きカスタード
食後に八ッ場ダム周辺を周りたかったが、
関越道の渋滞を考慮し、上信道にて渋川伊香保ICに向かう。
上信道もまだブツ切り状態だが、走りやすい。
早期の開通を願うばかりだ。
渋川伊香保ICから関越道に乗る。
渋滞の情報はなくスムーズに流れている。
ただ、猛暑を記録する前橋市や、埼玉の平野部を通過する。
高速で巡航していても、熱風。
途中PAで休息を兼ね、暑さ対策を施す。
この時季に欠かせないアイテムをここで初使用。
小林製薬のシャツクール(通称:小林)と、白元アースのアイスキング。
バイクのシートバッグの中に携帯サイズの物を常備している。
どちらもシャツにミストするものであり、効果は同じ。
ドラッグストアには大抵どちらかがあるが、
補充時に立ち寄った店には白元アースしかなかった。
個人的にはスプレーボトルの「小林」の方が使い勝手が良い。
シャツとズボンの太もも部分、ヘルメット内にミストして再出発。
今までの熱風が冷風に。
ただ、風でハッカ成分が蒸発してしまうため、効果が持続するのは1時間程度。
ヘルメット内部に関しては直接風が当たらないため、これよりも持続時間は長い。
鶴ヶ島JCTでねこ茶さんと分かれ、流れ解散。
その後、練馬まで渋滞なく到着。
外環、首都高5号までは良かったものの、都心環状が渋滞。
合流前に高速を降り、下道で帰宅。
今回はかなりマニアックな行き先であったが、
今週末は群馬第2弾が控えている。
次回はもう少し長めのコースになるため、また楽しみである。
今回のツーリングからシートバッグを従来の14Lから、可変式の25Lタイプに変更した。
大きなリアスポイラーのような印象。
下段は防水仕様で、容量が10Lから22Lの可変式。
上下2段になっており、荷室がセパレートされている。
上段はメッシュにファスナーがついており、約3Lの容量。
レインウエア上下と冷却ミストのボトルが入る。
スタイル、容量的には問題はないが、ファスナーのロック機構(鍵穴の径)が
従来よりも小さくなっており、今まで使用していたダイヤルロックが通らなかった。
そのため、釣り用の強力な#6のスプリットリングを介してダイヤルロックを掛けた。
また、大荷物時に使用している大型のシートバッグ、MFK266と
バイク本体に固定するための「固定ベルト」に互換性がない。
サイズとバックル自体の型番は同じだが、噛み合わない。
どうやらバックルの製造元(国)が異なっていて、微妙に形状が異なるのが原因だった。
専用の固定ベルトを別途用意せざるを得なかった。