5月あたりから拒食が続いていた
うちのレオパの「みかん」(ソーラーエクリプス)。
最初は冷凍コオロギを全く口にしなくなり、活きコオロギにも興味を示さず。
しかし、ハニーワームだけは食べていた。
時々人工飼料に飛びついてみたりなど、
ここ2ヶ月、食べたり食べなかったり、
その日の気分で食事をしているとしか思えなかった。
が、ここ数日、夜間にシェルター内でボリボリと音が聞こえてきた。
シェルター内をホリホリしているようで、
朝ケージを見ると、シェルター入り口にペットシーツの屑が転がっていた。
お腹も大きくなっており、無精卵を抱えているようだ。
これにて拒食の原因が解明。
早速、産卵床を作成。
ちょうどメンテ時の隔離用で使用していた、
ダイソーの「きざみネギ保存ケース」を改造。
このケースは蓋が立つので便利。付属のスノコは今回使用しないので退場。
入口は電動ドリルで適当に穴をあけ、
そこからはこの世で切れないものはないと思えるほど良く切れる最強ハサミで穴を拡大。
最後は電動ヤスリでバリなどを処理。
バーミキュライトを入れてケージ内に設置。
一時的にレイアウト変更。
設置数分後に興味を示したが...通過
入るかと思いきや、顔を突っ込んだだけ。
なんか不満がありそうな顔をしてこっちを見つめてきた。
なかなか入ってくれないので、蓋を開けて強制的に入れてみた。
蓋が半開き状態にできるのも「きざみネギ保存ケース」の特徴。
レオパ飼育用ではないが、よくできた製品である。
今後も数を増やしたいと思っている。
ただ、自分はネギ嫌いのため、本来の使い方をすることは一生無い。
あとはこの「きざみネギ保存ケース改産卵床」で産卵してくれるのを待つのみ。
だったが...。
夜中にまたホリホリ音。覗いてみると、中で力強く踏ん張っている。
翌朝見てみると、
シェルター内に、紙クズまみれの卵が2つ。
無事産んでくれた。
フニャフニャの無精卵。
ペットシーツの紙屑がくっついてマシュマロみたいになっていた。
お腹の卵がなくなって標準体型に戻る。尻尾はヒョロヒョロだが...。
これでスッキリしたかな。
栄養価の高い餌を与える必要があるため、
拒食用にストックしておいたハニーワームを与えてみたが、
疲れていたのかひと舐めで終了。
タマゴ詰まりなどなく、無事排卵できてひと安心。
この仔は希少なモルフのようなので、同モルフのオスが見つかれば、
子孫を残して行きたいと思う。
即席で作成した「きざみネギ保存ケース改産卵床」は残念ながら出番がなかった。
次は他の3頭のメスが抱卵した際になるであろう。
今年は春から夏の間は寒暖差があったため、
「メゾン・ド・モドキ」の断熱隔壁と保温器具は6月中旬まで稼働させていた。
本日から梅雨が明け、猛暑が続くとの予報。
今年は「メゾン・ド・モドキ」の下段直上に新たに冷却ファンを配置した。
12cm径のUSB PCファンにステン自在プレートを装着。
「メゾン・ド・モドキ」の骨格である
メタルラックの棚板にステン自在プレートを介して引っ掛けて、
ファンを吊り下げる仕組み。
ステン自在プレートの穴のピッチがファンのネジ穴と僅かにずれるため、
穴を拡大する必要があった。
天面からは2cm以上隙間があるため、吸気の障害は無い。
12cmファンが吊り下がっても、ステンプレートが撓むことはなかった。
1つのファンでケージ2つに送風。
以前、ケージに各1台の送風ファンを取り付けたところ、
水入れの水が1日足らずで気化してしまったこともあり、2つに減らした。
現在はこれらのファンは常時ONにしているが、
将来的には保温器具も含め、現在のエアコン同様、
外出先からでもスマホでON/OFFの遠隔操作ができるように
スマートプラグを用いたIot化を計画している。