#188 フィルムカメラでの撮影 | Gallery Angled X

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以前からフィルムで写真撮影をしようと思っていたものの

 

なかなか実行に移せず、今夏になってようやく動き出した。

 

久々に引っ張り出したのがマミヤRZ67Pro。

 

中間シャッターの無い初期型。

 

 

かつて勤めていた会社では、触らない日はないくらいほぼ毎日仕事で使っていたカメラ。

 

程なくして仕事もデジタルに変わり、すっかり使わなくなった。

 

数年前に中古カメラ店で120マガジン付きボディと50mmを見つけて購入した。

 

標準の110mmも探したものの、全く見つからず。

 

たまたま入ったクラシックカメラ店にあった極上の140mmを購入した。

 

購入したものの、数回撮影して今に至るまで防湿庫に眠らせたままだった。

 

時代は変わり、フィルムの種類も少なくなった上、

 

フィルム本体の価格、現像料金も大幅に値上げしていて、

 

どうしても撮影を躊躇してしまっていた。

 

とはいえ、趣味性の高い個性的なフィルムも出回っており、

 

今回撮影で使用したフィルムは、

 

ロモクローム・ターコイズ100-400。

 

 

クロームと名がついているが、ポジフィルムではなくネガフィルム。

 

独特の発色をするカラーフィルムである。

 

このフィルム自体購入したのは5年以上前であり、数本を冷蔵庫で保管していた。

 

冷蔵庫保管とはいえ、5年は経過していることから、

 

感度低下やカラーバランスの崩れは多少あるものとして撮影した。

 

ネガなのでポジほどシビアでないため、

 

感度低下をISO100くらいと見越して撮影した。

 

現像とベタ焼きをプロラボに依頼する予定だったが、

 

仕事が忙しく行けずじまいで、近所の写真チェーン店に依頼。

 

しかし、受付ではベタ焼きとか、ブローニーとかロクナナとか

 

用語が通じず時代を感じた。

 

結局フィルム現像のみとしたが、上がってくるまでに2週間かかった。

 

 

現像後のフィルムは、店舗のデジタル化サービスがどんなものか、

 

試しにに依頼しようかと思ったが、

 

2週間以上掛かる上、思ったより高額だったため、

 

自分でデジタル化することにした。

 

 

ライトボックスにフィルムをセットして複写。

 

近年のライトボックスはLEDなので蛍光灯タイプのような発熱がなく、

 

フィルムが反ることがなくて良い。

 

マンフロットの410ギア雲台とベルボンのマクロスライダーの組み合わせは

 

微調整が楽で、シビアなフレーミングが必要な時に重宝する。

 

 

撮影後はPHOTOSHOPのCAMERA RAW上でホワイトバランス調整とゴミ取り。

 

オレンジベースでホワイトバランスを取り、ネガポジ反転。

 

出来上がったのがコチラ

 

Mamiya RZ67 SEKOR140mm F4.5 Macro

 

ターコイズという名のフィルムだけあって、奇妙な仕上がり。

 

うちの14歳になるグリーンイグアナがアザンティック(ブルーイグアナ)になった(笑)。

 

奥にボケて写っているブルーイグアナはイエローイグアナになっている(笑)。

 

Mamiya RZ67 SEKOR140mm F4.5 Macro

 

多肉植物も毒々しい描写

 

Mamiya RZ67 SEKOR140mm F4.5 Macro

 

マツバギク

 

ピンク色の花びらは紫、葉はエメラルドグリーンに仕上がった。

 

Mamiya RZ67 SEKOR140mm F4.5 Macro

 

多重撮影。

 

デジタルでは味わえないのがフィルムカメラでの多重露光。

 

思いもしない芸術作品ができることもある。

 

今回は自宅のベランダでほぼ試し撮りというような流れだったが、

 

次回はフィルムカメラを持ってどこかに出かけたいと思う。

 

67だと1ロール10コマしか撮影できない。

 

よって、1枚1枚の重みが大きい。

 

多重露光とか、わざとカブらせたりすれば、

 

デジタルではマネできない写真が出来上がってくる。

 

結果がすぐに見えないのもフィルムカメラの楽しみである。