岡田有希子さんの命日であった4月8日、今年も大勢の方が四谷の大木戸ビル前に集いました。

プログフォローをさせて頂いている円さんが昨年に引き続き今年も四谷へ出向いて下さり、現場の様子を撮影した写真をご提供頂きましたので、円さんからご報告下さった当時の状況、そして私自身の思いを合わせて綴りたいと思います。



可愛かずみさんのファンである円さんは、この日の朝、かずみさんの墓前に伺いご挨拶をされてから四谷に向かいました。



円さんはこの駅で降りてビルへ向かったそうです。駅から左前方に小さく見えるビル。もちろん私にとっては未知の場所ですが自分に置き換えて考えると、身の引き締まるような思い、緊張感、心がざわつく感じ…など、様々な感情に駆られます。




あの日、このビルの中でいったい……?
ずっと泣いていたユッコさんを思うと、もうたまらないですよ・・・





ビルの前の植え込みには、少しずつお花が手向けられています。


そして今回は、円さんもユッコさんの写真パネルを作り、現場へ持参されました。



1985年10月27日に東武動物公園で開催された「ハッピーオンステージ」に出演のユッコさん。
その時の写真を引き伸ばして、綺麗なパネルに仕上げて頂きました!




どんどん増えてくるお花や写真、ゆかりの品の数々。そして、人々の数もかなり増えてきました。









円さんの特製パネルもバッチリ飾られました。




愛おしそうに並べられた当時のコンサートパンフレットや雑誌の切り抜きなどを見ると、みんなユッコさんに青春を捧げてきたのだろうな…と、ふとそんな事を思いました。



4月8日午後12時15分、黙祷。
皆さんそれぞれ感慨にふけながら1分間の黙祷を捧げたことでしょう。
あの時に時間を巻き戻せたらどんなに良いか・・・私はそんな事を考えた瞬間でした。

昨年の命日は土曜日でしたが、今年は平日だったにもかかわらず、昨年よりも多くの人たちが訪れていたそうです。
天気は今年もどんより空で、終わった後に雨が降り出したとの事でした。
みんながいる間はユッコさんが雨を止めていてくれてたのかな?って思ったりして。ユッコパワーですね(^^)

現場はもちろん一般の通行人が利用する公共の道路です。通行の妨げや混乱を招かないよう、今年も弓指寛治さんが交通誘導を担いました。
弓指さんはユッコファンの間ではご存知の方も多いかと思います。今やこの集会のまとめ役と言っても良い方であります。


弓指寛治さんです。
円さんの写真パネルを持って写真に収まって下さいました。

黙祷の後は皆さん思い思いに撮影をされて、数分ほどで撤収・解散です。そして供花はいつものようにユッコさんの眠る愛知県・成満寺のお墓へ運ばれました。

昭和で時が止まってしまったユッコさんは平成・令和を知りません。時代が変わり、世の中も変わりましたが、人々のユッコさんへの思いは変わることはないのだなと改めて実感しました。


岡田有希子さんが亡くなって今年で38年。

これほどの長い年月、慕われ続けているのは素晴らしいこと。

これほどの長い年月、愛され続けているのは幸せなこと。

そんなユッコさんを、私はファンの一人としてとても誇りに思っています。

ユッコさんを好きになって良かった。貴女には感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくね。

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今年も写真をご提供頂き、ブログ投稿の機会を与えて下さった円さん、本当にありがとうございました。


※「佳桜忌・重ね愛」前編は円さんが執筆・投稿されています。是非こちらもご覧頂けたらと思いますニコニコ


円さんの「佳桜忌・重ね愛」特別編に続きます。