トルテックの教えから学ぶ「四つの約束」その2 | ヒーリングルーム Angel touch

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癒しのステップに役立つヒントを綴っていきます。


前回から、『四つの約束』という本について解説しています。

前回の記事はこちら

 



今回は「一番目の約束」について解説します。

(ここでの約束とは、Promiseではなく、

 「Agreement」(合意)という意味です)



【第1の約束―正しい言葉を使うこと】
この本では「正しい言葉を使うこと」と書かれていますが、


別の言い方では

「愛と真実の言葉を使います」

という合意になります。


最も大切であり、

またもっとも守るのが難しいのが、この第一の約束である、

と書かれています。


ここでの「正しい」とは、

インペッカブル=罪がない

という意味になります。


つまり、私たちが普段、

いかに「罪のある言葉」を使っているか、ということなのです。


私たちは言葉で意図を現し、言葉によって自分の世界を創造します。
だからこそ言葉には「力」があります。
使い方次第で言葉が私たちを自由にもすれば、奴隷にもします。

だからこそ、

罪のない、自分に対して背かない言葉を使う必要があるのです。


罪とは何でしょうか。
この本によれば、

「罪はあなた自身を拒絶することから始まる」とあります。
だからこそ、「自己否定は、死に至る大罪である」と書かれています。

しかし、私たちは嘘をつくことを教えられてきており、
私たちが無意識に使う言葉にはすでに罪が混ざっているのです。

言葉の使い方を間違うことにより、私たちが見る夢は地獄になります。
言葉はまじないのようなものであり、
間違った言葉の使い方によって

私たちは黒魔術を使っているような状態になってしまうのです。

親や周りの大人から、子どものことに放たれた言葉によって、
一瞬にしてまじないをかけられ、
あっという間に複雑なコンプレックスを持ってしまった経験を、
私たちは少なからず持っています。
(思い当たる節、ありますよね…?)


その言葉を放った人は「そんなつもりではなかった」としても、
それを投げられた私たちは、

その言葉により文字通り「がんじがらめ」になってしまうのです。

この本に書かれている例では、
 
 機嫌よく歌を歌っていた娘に対して、
 母親が「静かにしなさい、変な声で歌わないで!」と言い、
 それを聞いた娘は二度と歌を歌わなくなった


と書かれています。

この女の子は、

母親の悪気のない、

しかし間違った言葉によって、

 

『私の声は変な声、だから歌ってはいけない』

 

という魔法をかけられてしまったのです。

 

似たような経験は、私たちの記憶の中に少なからずあるはずです。

まじないをかけた方(大人たち)は、

そんなことになっていることを全く知りません。
「かつて自分がされたようにしただけ」であり、悪気はないのです。

それでもまじないをかけられた私たちは、
一瞬で心の奥に、深く強く刻み込まれてしまいます。

そして自由を奪われることになります。


このような黒魔術のようなまじないを破ることができるのは、
「真実に基づいた新しい合意だけである」

とドン・ミゲルさんは言っています。

正しい言葉を使うために、真実ほど大事なものはありません。
真実だけが、私たちを自由にし、黒魔術を破ることができます。


まず、
「真実の言葉を使おう」

と意図することから始めなければなりません。




(ペロペロ。。。良いおまじないかけてあげるニャ)




恐怖と苦しみによっても、

私たちは罪のある言葉を使うようになります。
そしてそれはあっという間に周りの人に伝染していきます。
ウィルスのようにあっという間に広がるそれは、
私たちのコミュニケーションを分裂させることにも繋がり、
私たちが地獄の夢を見続ける要因となるのです。

うわさやゴシップのようなものが、
誤解であるにもかかわらずどんどんと尾ひれをつけながら広がっていく、ということを経験したことは誰にでもあるのではないでしょうか。

そこには毒があり、

それによって私たちの心は正常に作動しなくなってしまうのです。


だからこそ、
正しい言葉を使うことは、

エネルギーを正しく使う、ということでもあります。
 

「正しい言葉を使う」という意図さえあれば、
真実は私たちを通じて現れ、感情的な毒を洗い流すことができ、
それができるようになれば、
どんな人からも否定的なまじないをかけられなくなるのです。

それは「土壌」が変わるからです。

自分の言葉から罪をなくせば、

あなたの心は黒魔術を受ける土壌ではなくなり、
代わりに愛を受ける土壌になる

ということです。

私たちが日々見ている「地獄の夢」は、
ただ「自分の言葉から罪をなくす」という誓いによって超えることができる、
とこの本には書いてあるのです。


しかしこの合意を結ぶのはとても難しい、とミゲルさんは言っています。

言葉とは何であり、言葉が何をするかを、

私たちはよく理解しなければならないからです。

そして、
どのくらい素晴らしい人間であるか、
どのくらい自分を愛しているかを、自分に言うようにならなければなりません。

 

 

 

刷り込まれた「嘘」がたくさんあればあるほど、

難しいチャレンジではありますが、


正しい言葉を使うようになれば、
それは自由と、偉大な成功と豊かさへ、

私たちを導いてくれます。

すべての恐怖を取り去り、

それを喜びと愛に変えることができるのだそうです。




(アタシがどれくらい素晴らしい鳥であるか、

どれくらい素晴らしい鳴き声であるかを歌ってるの~♪)

 



「第1の約束」
いかがでしょうか?

あなたも今日から、

「愛と真実の言葉」「正しい言葉」を使うように意識してみましょう。

愛と真実の言葉ってなんだろう??

と思うかもしれません。

でも、

まず「そうしよう」と意識することによって、
少なくとも今までよりは、
毒のある言葉や真実ではない言葉を使わずに済むようになるでしょう。


やがては「愛と真実の言葉」について、

自分なりに理解できるようになると思います。


恐怖と苦しみから生まれる、ゴシップのような言葉を使うのをやめ、
自分が「伝染源」とならないことを心がけてみましょう。

一つ目の約束を守るだけでも、

あなたの世界は変わっていくと思います。


次回、「第二の約束」へ続く。

 



ドン・ミゲル ルイス (著), Don Miguel Ruiz (原著), 

松永 太郎 (翻訳)

コスモスライブラリー

 

 

ご興味の湧いた方は、ぜひご一読を。

きっとあなたの役に立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【過去記事】

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