あるてみすてんぷるの沙羅です。
娘とお世話になっているお洋服屋さんがあります。
ひょんなきっかけから娘と入り、その時に対応してくださった方がよい方で。
娘が高校生の時の事ですからかれこれ10年近くなりますか^^
その方が、帰り際に娘に対してこのような事をおっしゃった。
「これから違う国に行き、また違った方々との楽しい出会いが待っていますね♪」
娘はそれを聞き「私は人との付き合いは苦手とするので、出会いが楽しいという
発想はなかった。」と。
しかし、そういう考え方もあるよね、と思ったようです。
日本には「袖触れあうも多生の縁」という言葉があります。
多少の縁とは、私たちがこの世に生まれるずっと前からある、幾度も生まれ変わり
その間に結ばれた数多くの因縁の事を言います。
それを「宿縁」とも言います。
ですから「道行く知らない人と、袖が触れあうことすら宿縁になるので、
全くの初対面はない」ということを言います。
ということはですよ。
家族なんて、ものすごく縁が濃ゆいわけです。
今、いる周りの人も濃ゆいですよね。
それを無関心に装う。
あるいは因縁を感じないように鈍感さを装います。
モーセは十戒でとても愛ある戒律を示しました。
今読んでも、何と愛のある戒律でしょう!と思いますよ。
今一度、出逢いというものを大切にしてみませんか^^