自分の人生の舵を取るのは自分 | あるてみすてんぷる│大阪 箕面 ローフード&玄米菜食の料理教室、ヒプノセラピー ルーム 主催 | 沙羅のポータルサイト

あるてみすてんぷるの沙羅です。

 

ちまたには占いが溢れています。

占いに興味がある方も多いのではないでしょうか^^

 

私も以前は占いにどっぷり浸かっていた時期がありました(笑)

しかし、当たらない。

この人すごいのよ!などと言われて鑑定をお願いするのです。

占いというか、何というか、見える人?と言われる方。

 

しかし、その通りにならない。

はて?これはどういうことか、と思うわけです。

 

その時に出会ったのが、袁了凡さんのお話。

『陰騭録』を書いた人です。

 

袁家には家訓がありまして、政治の方には入るな。医者になりなさい、と。

どうして政治の方に入るなかというと、政治に関わって没落した家だからだそうです。

 

ある時、袁了凡さんが孔老人に出会います。

その方が「君は官僚になって成功する人だ。科挙の試験の準備はしているのか?」

と聞くのです。

 

もう少し話が聞きたいな、と思った袁了凡さん。

家に呼ぶわけです。

 

占っていただいたら、試験で何番で合格する、とか預言し始める。

そのため試験勉強をして受けると、その通りになっていく。

そこで「ああ、自分の人生はやっぱり決まっているんだな」と思ってしまった。

 

孔老人に自分の一生を占ってもらったのです。

 

すると、いついつにこうなってここまであなたは上がれますよ。

そしてこういう高官の職務につき、子供はできず、53歳で死にます、と出た。

 

すっかり運命論者になっていた袁了凡さん。

ああ、自分がどれだけ頑張ってもしょうがないんだ、と思うようになります。

 

ある時、臨済宗のお坊さんの雲谷禅師に出会います。

禅師と一緒に坐禅を組んでいた袁了凡さん。

禅師が「君は他の人と違うね。他の人には邪念があるけど君の心には邪念がない。

悟りを開いているのか?」と聞くのです。

袁了凡さんは「悟りを開いているのではなく、自分は占いで53歳で死ぬことになっているから欲の出しようがないのです。夢も希望も描きようもないのです。」と伝える。

 

禅師は大笑いして「なんだ見損なったぞ!おまえは凡夫に過ぎない。

お釈迦様でも「運命は自分で変えられる」とはっきり教えている。

自分の努力によって運命は変えられるし、善行を重ね、徳を積んだ人は

予定されている運命より改善していくし、悪行を積み重ねたら悪い方にいく。

自分の意志と行動次第でいい方へも悪い方へもいくんだ。」と言う。

 

そこで袁了凡さんは自分の運命改革を行い始めるのです。

「了凡」という名前は「凡夫であることを終了する」という意味で付けたそうで。

 

さてお分かりだと思いますが、占いの通りには行かず、いい方にはずれ始めました。

仕事も順調、子どももでき、53歳までの人生を74歳まで生きたのです。

 

このお話から分かりますよね。

 

自分の人生、舵を取っているのは自分自身だということ。

目標設定がなければどちらにいくかわかりませんので、

しっかりと目標を立てられますよう^^

 

その時にエドガー・ケイシーが勧める「霊的理想」を作りながら

霊において生きたら尚良しかと思われます^^

 

「富や名声などのこの世の喜びは、内から現れる聖なるものに耳を傾けることに

費やされた人生の成果としなさい。それ自体を人生の目標にしてはなりません。」

というエドガー・ケイシーのリーディングもあります。

 

どうぞ、素敵な人生を^^/

 

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