先日、ヒプノセラピー、インナーチャイルドを受けてくださった方のレポートをご紹介します。
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(楽しかった過去)
子供の頃、旅行に行った時の場面。草原。トンボを追いかけている。小学校低学年。夕方、トンボがたくさん飛んでいて楽しい気持ち。
(解放すべき感情が残っている過去)
台所。お姑さんと一緒に茶碗を洗っている。長女が3つくらい。何か手伝おうとしている。
その時お姑さんが「こんな拭き方」「お里が知れる」などいってくる。
娘が初めてお手伝いをしたいと言って喜んでいる。私と同じ拭き方をして得意気な顔をしている。
お姑さんは実家の悪口を言っている。
私は子供の成長を喜んでいるそばで腹ただしい。悲しい。
本当は私と同じ気持ちになってほしかった。娘のことを一緒に喜んでほしかった。
日ごろの親の態度がと言われた。成長を一緒に喜ぶ人じゃないんだな。一緒に分かち合う人じゃないんだな。
「一緒に喜びたかった」
(願いを叶えてもらうと)
「こんなことできるようになってよかったわね」とお姑さん。
一緒に笑ってくれるんだ。よかった。
(ここまであまり感情が出てこなかったので奥深いところの感情を感じてもらうよう誘導)
「胸が痛い」
(涙とともに咳き込まれる)
ここから嗚咽。号泣。
しばらく感情解放。
実家で料理を作っていたけれど、お姑さんや旦那さんはテレビに出てくるような上品な料理で、私はそういう料理は作れなかった。母は「何もできないので」とお嫁に行くときにいった。
「(何も出来なくて)後ろめたかったんだと今気づきました」
(当時の自分に何と言ってあげたいですか?)
「よく頑張ったね。よく我慢したね。子供のために我慢して、耐えてきたね」
と言って頭をぽんぽんしてあげました。
(過去の自分へのプレゼントは)
「家族の笑顔」
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ずっと感情を押し殺して、飲み込んでこられたのかなと感じました。
あまりにも押し込めすぎて、ご自身でも感情を感じにくくさせていたような印象でした。
でも、感情はなくならないのでね。
解放しないと、それがいつしかまわりに影響がでてきたりします。
今回はそれがご主人であったり、ご家族に出てきていて、もう今向き合わなければというタイミングで受けてくださいました。
旦那さんやご家族の誰かに関する問題や悩みがあったとき、その人たちを変えようとするのではなく、やっぱり自分自身なんですよね。
これだけの抑圧していた感情がご自身にあったということは、それらが写し鏡となって旦那さんやご家族がみせてくれていたということなのではないかと思いました。
今回のヒプノは三回目で、これまでたくさんの感情を解放してこられました。
きっと、来年に向けてどんどん変わっていかれるのではないかと思います。
受けていただきありがとうございました
天使の卵女神塾仙台