これまでも何度となく書いてきているインナーチャイルド。
わかってほしいインナーチャイルド、
話を聞いてほしいインナーチャイルド、
恐怖のインナーチャイルド、
怒りのインナーチャイルド、
助けてほしいインナーチャイルド、
などなど。
今日は「私は大切にされない」と思っているインナーチャイルドについて書いてみよう。
日常生活の中で、職場、家、友達関係などで、なにかのことで
「私は大切にされない」というインナーチャイルドが勃発するとどうなるか。
本当は別にその人はあなたのことを大切にしていない、というわけじゃないのに、まるで大切にされていないように感じる出来事が起きる。
約束をうっかり忘れられる。
自分が望んだように接してくれない。
自分は~~したのに相手はしてくれない。
話を聞いてもらえない。
自分だけ誘ってもらえない。
など、本当はその相手の事情や別の理由があってのことなのに、
「どうして私を大切にしてくれないわけ!!」
「私はこんなにやってやったのに!」
「私のこと大事に思ってくれていないのね」
「ひどい!」
というような思考に陥ってしまう。
でも、本当に事実はそうなのか、ということなんですよね。
たまたま約束を忘れてしまっただけ、なのかもしれない。
あなたが望んでいたことを相手は知らなかったのかもしれない。
相手はそうすることがあなたのためになると思っていなかったのかもしれない。
たまたま、話を聞く余裕がなかっただけなのかもしれない。
あなたとはまた別の機会にと思って誘わなかっただけなのかもしれない。
あなたが思っているそのことは、本当に事実ですか?
ということなんですよね。
あなたのこと嫌いなわけじゃないんだよ。
あなたのこと大切に思っていなかったわけじゃないんだよ。
だから、「私は大切にされない」と思わないで。
日常生活の中でそう思うような出来事があったなら、それこそチャンスなんだよ。
インナーチャイルドに気付くチャンス。
「私は大切にされない」と思っていた過去、子供時代がどこかにあったのかもしれない。
つまり、今もリアルタイムでそこに、あなたの「私は大切にされない」と思っているインナーチャイルドがいるんだよ。
それから、こういうインナーチャイルドが勃発するときっていうのは、
「今のあなた自身もあなた自身を大切にしなさいよ」
というメッセージだったりするんだよね。
「周りの人が自分を大切にしてくれない」、というのは自分の姿が周りに人に投影されて見せられている、と考えたらわかりやすいかな。