見えない力というか、スピリチュアルというか、そういうのは信じない、という人や苦手、嫌いという方もいると思う。
うちの旦那もそうだった。
「俺は信じない」とずっと言っていた。
だけど、病気になって、いろんな不思議なことや奇跡的なことがあって、なんとなく旦那も「あるのかもしれない」と思うようになってきたように感じる。
もちろん自分が「感じたりみえる人」ではないのではっきりこうだとは言えないけれど、「たぶんみなさんの祈りのおかげだと思う」とか「ご先祖様が守ってくれた」とか、前の手術のころから徐々にいうようになっていたけど、今回は特にそれを感じたようだった。
今回の手術は本当に手術してくださった先生でさえ予想外のことがあった。
術後すぐに集中治療室に呼ばれ、そこで手術の結果報告が先生からあった。取った腫瘍も見せられた。
「触りたい人いますか?」と私たちに見せてくれたけど、触る勇気は誰もなかった^^;
前の手術の時もそうだったけど、何時間にも及ぶ大手術の後でもけろっとして笑いながら話をされる外科の先生ってすごいなと思う。
そこで、前日の説明では聞いていなかった話をされた。
「おなかを開けてみないとわからない最悪のこと」については説明されていたけれど、「おなかを開けてみないとわからなかったよかったこと」を言われた。
「あけてみたら○○だったので○○しました」
先生にそこで聞いた。
「先生はそれは予測していたことだったんですか?」と。
そしたら先生もまさかそうできるとは思っていなかったとのことだった。
予想外の結果があったそうだ。
なんとなくそれを聞いて、私はやっぱり「見えない力」とかそういうのを感じた。
誰もが予想もしていなかったことだったから。
たぶんこういうのを奇跡というのかなと。
私的には難しい部分だったにもかかわらず大量出血しなかったとか、腫瘍を全部取り切れたとか、そういうこともすべて「いい結果」だったんだけど、それ以上に、この「先生でさえ予想外のことがあった」ことが大きかった。
その後集中治療室へ。
先生と私たちみんなで、麻酔から目が覚めてぼーっとしながらも意識が戻りつつある旦那を取り囲み話しかけた。
本人は麻酔がきいてからすぐに意識がなくなり、たぶん何時間くらい手術されていたかわかっていないだろうと思って「あっという間だったよ」というと、ベッドの向かい側にいた先生が笑いながら「あっという間ではないですけどね(笑)」といった。
私よりも若いか同じ年くらいの手術してくださった先生、そして助手のような若い先生二人してニコニコ笑っていた。
「いや、長ければ10時間くらいと聞いていたのでそれに比べたらあっという間でしたよ!」
と言ったら先生は「まあそれに比べたらね」、といってその場にいるみんなで笑った。
まさか、集中治療室で、先生たちと笑いながら話せるとは思ってもみなかった。
前にも書いたけど、先生はちょっと大掛かりな手術になることを想定し、専門チームで固めていたようだったんだけど(その先生は10時間以上の大手術をよくされているそうなので、そういった大手術用のスタッフを呼んでいたらしく)その方々から、いい意味で拍子抜けしたというようなことを言われたとあとから聞いた。
詳しくは書けないけれど、旦那の病気の進行具合や今回の手術に関しても、先生的に本当にいろいろ解明できないことがあるようで、「普通はこうじゃないんですけどね~」というような話を何度かされた。
いろんな意味でいい結果になった手術をしてくださった先生に集中治療室で改めてお礼を言ったら、「○○さんの体がよかったんですよ」と先生は言っていた。
手術の前から旦那にヒーリングを送ってくださっていた方が、当日の朝にも送ってくださったそうで、そしたらほかの皆さんからのヒーリングや祈りも届いていたせいか「光がいっぱい」だったそうで、「たぶん手術される先生も驚かれるでしょう」、と思われていたと後から聞きました。
結果的に予定よりも早い時間で無事手術をしていただけた。
こういうのってやっぱり見えない何かが働いているということなんじゃないかなと思ったりもする。
もちろん、まだまだこの先どうなるかはわからないけれど、今回の手術はたしかに、「みえない力」が大きく働いたと思っている。
本当にたくさんの方が今回も、レイキや祈り、ラファエルのヒーリングなどなど送ってくださってありがとうございました。