母を喜ばせたかった・・ | やわらかな青い風の便り

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死別の悲嘆「グリーフケア」について
心理、魂、スピリチュアル、自身の体験から
発信しているブログです。

 

彼岸花を見て、思い出すことがあります。

 

小学校5年生の時、

自然が残る土地に、引っ越しをして

 

土手に咲く、赤い彼岸花の群生が

あまりにもきれいで

 

この花を持って帰ったら

花が好きな母が、絶対に喜ぶだろうと思い

 

花を摘み、花束のようにして抱えて

帰宅しました。

 

喜ぶどころか

 

縁起が悪い!

そんなもの、捨ててきなさい!と

母に怒られました。

 

お母さんを

喜ばせようと、しただけなのに・・

  

ショックで震えながら

元の場所へ、花を戻しに行きました。

 

こうやって、いつも、いつも

 

母を喜ばせようとしていた

子どもの頃を、思い出します。 

 

子どもながらに、母を喜ばせたくて

必死だったと思います。

 

子どもの頃、無意識にしていた行動を

今も、やっているなと気づいて

 

心が、チクりとするのだけど

 

今日は、その頃の小さな自分を

抱きしめてあげようと思います。

 

まゆみ