聞くことは言葉と心を受け取ること | やわらかな青い風の便り

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死別の悲嘆「グリーフケア」について
心理、魂、スピリチュアル、自身の体験から
発信しているブログです。

 

先日、タクシーに乗った時

ドライバーさんが

同じ昭和30年代生まれだったことから

親の話題になりました。

 

ドライバーさんの

亡くなったお母さんは会うたびに

若い頃や昔の話をして来たそうです。

 

当時はまだ若く

それを聞くのがめんどうでイライラして

うるさい!と母を怒鳴りつけたことを

今は後悔している。

 

あの時、ただ、そうだね。

と聞ければ良かったと話していました。

 

 

ああ、自分も母に対して

そんな気持ちになる時があるなと思いながら

 

話を聞くって

こちらに余裕がないと、出来ないですよね・・

私も同じですよ、と応えました。

 

 

高齢の母も、昔のことや若い頃のことを

を繰り返し話すようになりました。

 

(父との結婚、疎開話、戦争体験などなど)

 

それで、どうだったの?

と質問しながら話を聞くのですが

 

カウンセリングでは

クライエントさんの話が冷静に聞けても

 

親となると、気持ちの余裕がない時は

正直なところ

ドライバーさんのように

また、同じ話?!と言いたくなることもあるのです。

 

 

話を聞くとは

相手の言葉と心を受け取ることなのだと思います。

 

誰の言葉であれ

どのような言葉であれ

 

相手の話す言葉を

大切に受け取りたいと思います。

 

お読み下さり

ありがとうございます!

 

まゆみ