全日本ジュニア合宿@関空アイスアリーナ見学 ~至福の4時間~ | Football Rhapsodies

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 7月27日(土)関空アイスアリーナで行われた全日本ジュニア合宿の公開練習を見学してきました。

 

 関空アイスアリーナのある泉佐野市の「ふるさと納税」の返礼品として企画されたものです。

 

オープニングイベント以来の関空アイスアリーナです。

外は36℃越えの猛暑、中は10℃くらいの極寒!

 

 

 〈タイムスケジュール〉
 11:00 受付開始・開場
 12:00-13:00 個人氷上練習①
 13:15-14:15 個人氷上練習②
 14:30-15:30 個人氷上練習③ 休憩
 16:45-17:45 氷上練習(講師:高橋大輔さん)

 

 

 16:45からの氷上練習だけかと思っていたら、個人氷上練習の第1グループからずっと大ちゃんが氷上で指導していて、至福の4時間でした(第1グループから見てよかった~!)。

 

 

 個人氷上練習は、グループ①が男子6人、グループ②・③が女子。各自曲かけ(SPでもフリーでも、SPのステップだけというケースもありました)の後、大ちゃんが気になったところをリンクの隅で指導する形。ジャンプの技術的なアドバイスとかはなくて、徹底して表現部分(体の使い方や関節の動かし方、メリハリやタメのつくり方、目線の持って行き方など)にフォーカスした指導でした。

 

 大ちゃんがお手本でやって見せて、言葉で理論的に説明して(マイクがないので内容はあまり聞き取れませんでしたが)、本当に丁寧な指導でした。フリーレッグの高さや角度もちょっとしたことで印象が変わる。選手が指導を受けて演技をやって見せるとあきらかな違いがわかります。もちろん、すぐにはできないこともあるけれど、意識するだけでも演技は変わってくるのだと実感しました。

 

 そして、大ちゃんのお手本の動きが本当に美しくて、眼福でした。男子の時はは力強い動きが多くてかっこよかったし、女子の優雅な動きや可愛らしい振り付けも大ちゃんがやると本当に柔らかく優美だったりキュートだったり。

 

 リンクサイドのコーチの先生方も楽しそうでした(浜田コーチや美穂子先生、刑事くんの姿も)。上薗恋奈ちゃんや島田麻央ちゃんには、コーチ陣も交えてコレオのブラッシュアップもやっていたようです。製氷タイムが来ても終わらないくらい熱心に。大ちゃんのハイドロ実演という珍しいものも見られました。

 

 全体練習では、大ちゃんが「地味な練習」と言うレッスンを60分。「プッシュ⇒クロスロール⇒クロス」の連続の動きや、ツイズルなど。フリーレッグをおろす位置をできるだけ軸足の近くにするなど、細かく基礎を追求していました。大ちゃんの口調はやさしいけど、要求はあくまでも高度で妥協なしの鬼コーチ! 最後のお手本のツイズルはあまりに美しかったので、生徒さんたちから拍手が起こっていました!

 

 

 漠然と「表現力」と言われがちですが、表現を支えているのは確かな技術力、その土台となるのはこうした一見地味な基礎練習なんですよね。 

 

 大ちゃんがコーチをするなら、特定の選手やクラブの専属になるのではなく、こうしてスペシャル・コーチとしてピンポイントで指導する形がいいと思いました(それならコーチに専念とか言わず、大ちゃんのパフォーマンスも続けられますよね)。

 

 

 実は、全体氷上練習の前に10分間、大ちゃんがひとりでウオーミングアップしていました。フードを被って出てきたから、一瞬誰かと思ったけど、滑り出したらすぐに大ちゃんと分かりました。製氷したてのリンクをただ一人滑る高橋大輔……最高に贅沢な時間でした。ドキドキ最前列の席でこんなに見せてもらって、2万円(!)で本当にいいんですか?(笑)。

 

 

  大ちゃんコメント↓

 

映画 日本スケート連盟(@skatingjapan) • Instagram写真と動画映画

 

 講師の時は凛々しかったのに、この動画はすごく可愛い!ラブラブ

 

 

 

クローバー フィギュア全日本ジュニア合宿 講師に高橋大輔氏、島田麻央は同学年の卓球パリ代表・張本美和に「笑顔で終えてほしい」 | TBS NEWS DIG

 

フィギュアスケートの全日本ジュニア合宿が27日、大阪府泉佐野市の関空アイスアリーナで公開された。

今月6日のシニア合宿に引き続き、今回の合宿も有観客で開催。昨季世界ジュニアやユース五輪など出場したジュニアクラスの全大会で優勝した島田麻央(15、木下グループ)や、昨季世界ジュニア3位やシニアの全日本でも4位になるなど躍進目覚ましい上薗恋奈(14、LYSインカラミ)、今季「ジュニアの試合で全部勝つ」と宣言した中田璃士(15、TOKIOインカラミ)など、日本フィギュアの次世代を担う選手が参加した。なお、島田、上薗、中田は6日のシニア合宿にも参加。
選手たちは3つのグループに分かれ陸上トレーニングと氷上での曲かけ練習(60分間)をそれぞれ行なった。

陸上のトレーニングは、ストレッチや体幹トレーニングを行い、正しい身体の使い方や良い姿勢を意識することで表情のパフォーマンス向上に繋げるというもの。各種目が終わるごとにその場で回転ジャンプをして確かめ、各々意識した点や気づいた点などをシートに記入した。

 

今回の合宿には講師として2010年のバンクーバー五輪でフィギュアスケート日本勢男子初の銅メダルに輝いた高橋大輔氏(38)を招聘。

氷上の曲かけ練習では、選手一人一人にフリーレッグ(氷に乗っていない方の足)の使い方などを丁寧に伝授した。日本スケート界のレジェンドによる指導を受けた選手たちは、軒並み「今まで意識したことなかった身体の部分を使った」とステップアップに目を輝かせていた。

最後の全体練習では、高橋氏による「地味な練習」が60分間みっちりと行われた。「プッシュ」や「クロスロール」と言ったスケートにおける基礎の動きの中で、前傾姿勢にならない、フリーレッグを上げるなど身体の細部にまでこだわった指導に、選手たちの顔からは次第に笑顔が消えていった。さらに高橋氏は呼吸を使うことでスケーティングに「シャープさ」や「柔らかさ」を生むことができると、まさに世界を魅了したスケーターならではの技術を伝授した。

また島田麻央の囲みでは、パリ五輪の卓球女子日本代表・張本美和(16)の話題に。島田と張本は同じ木下グループ所属で、昨年末には対談イベントも行った。島田は「卓球は詳しくないけれど、自分のベストの演技をして笑顔で終えてほしい」と同学年のオリンピアンへ島田なりのエールを送った。
ジュニア合宿は7月25日から28日まで行われる。

 

 この記事にある集合写真を撮影するとき、大ちゃんも入ってと言われたのに遠慮したみたいでした。大ちゃんらしいと思いましたが、選手たちはきっと大ちゃんも一緒に写ってる写真の方が嬉しいですよね。