もうひとりの小さなお馬さんの気持ちと、本当の幸せとは

おまけで書こうと思った記事、おまけレベルじゃない長文になっちゃいました(笑)

昨日の記事の続きです。

私の思いが強く出過ぎているかもしれませんが＾＾；

良かったら、もう一頭のお馬さん、チイサナキズナさんの気持と一緒に読んでみて下さい♡

先日の、働く動物さんへのインタビュー企画、

まだレースデビュー前のチイサナキズナさんともお話させていただきました♡

このお馬さんは、とてもおっとりした子で、そして繊細で、
話し方もおっとり♡

この子とは、ふたりきりでゆっくりお話しさせていただきました︎(*´▽｀*)

このチイサナキズナさんは、
まだまだこの場所にいることを戸惑っていて、

ちょっと怖いと思う時もあったり、
空気感が前いた場所とは全然ちがって、ピリピリしていたり、せかせか感を感じたり、

少し慣れてきた、とのことでしたが、
安心して心から落ち着ける時間がまだあまりないようでした。

これから何が始まるんだろうか、
何故ここに来たのだろうか、ドキドキもしていました。

今は、前にいたあの場所に戻りたい。

もっと穏やかに過ごしたい。そう思っているようでした。

安楽さんには、
『この子は、おっとりしていて、誰かと競走したりするよりも、牧場などでのんびり穏やかに過ごすことを望んでいるので、レースには向かないかもしれません。』
とお伝えさせていただきました。

まだデビューしてみないとなんとも言えませんが、
馬主さんは、レースに出てみて、レースに向かないなと思ったら

チイサナキズナさんには、元居た牧場で過ごしてもおうと思ってくれているのだそうです♡

そういう優しい馬主さんもいることを知って
私は嬉しくなりました(*^-^*)

安楽さんも、『馬に優しいオーナーさんもいることをもっとみんなに知って欲しい。』とおっしゃっていました。

私、馬主さんに良いイメージがなかったもので。
なんでも勝手な決めつけはダメですね(^^;

これからも、なるべく職業や肩書きではなく、「人」を見るように心掛けます︎。

チイサナキズナさんについて。

もしかしたら、意外と、デビューしたら『何これ！楽しい！！』と思うかもしれないし、
自分が選手になった気持ちでレースに挑みたくなるかもしれないし。

そうなると、このままレースに一度も出ないことは、その楽しい経験や学びをその子から奪うことになってしまうので、
レースに出ること、そのためのトレーニングをすることも、やってみてからどうするのか決めるのは、全然ありだと思います。

もしかすると、それがその子にとって良い経験になるかもしれないし、
逆に怖い経験として残るかもしれない。

でも、なんでもやってみないと分からない。経験してみないと分からない。

そして、この子の場合、選択の自由を与えてもらっている♡

また、ここでの経験も、決して無駄にはならないと思う。

本当に優しいなら、競走馬にしない。そういう声も聞こえてきそうですが、

全体で見るとそうかもしれません。

でも、個々で見ると、やっぱりそうとも限らないのです。

そして表面で見ることと、魂の幸せの部分を含めて見ることでもまた、変わってきます。

どちらにしても、この子がこの場所に来たことには必ず意味があって、

この子がここで何かを学ぶことと、この子からそこにいる人や馬が何かを学ぶこと、

それらが成された時に、また新しい変化が起こるのだと思います。

実は私、ワイヤージュエリーの講師、
今は本当に大好きで、講師になって良かったなって心から思っているんですが、

講座始めるぞ！となる前は、認定いただいたものの、
『やっぱりやりたくない(T^T)』と、しばらくやるかどうか、ずーっと悩んでたんです。

当時は、最終段階で「やらない。」の方向にすごく傾いてました。

なぜ、やりたくないのか、の部分も、表面的なところしか見てなくて、
奥の奥までみてなかったんですが、

・私の魂の部分では、やりたい♡という気持ちがあること

・それをやることも今世のお役目のひとつに選んで生まれてきたこと

・そこから（私のワイヤージュエリーの教室から）たくさんの愛が世の中に広がっていくこと

私の講師であるHIROMIさんには、それが全部お見通しで(笑)

HIROMIさんのサポートのもと、
講師をすることを改めて決めて、講座を開始したのでした︎(*^-^*)

なったらなったで、
楽しすぎて、幸せすぎて、
なんであんなに嫌がってたんだろ〜と不思議なくらい♡

そして、私は私の本当の気持ちを全然分かってあげれてなかったな〜と反省。

そして、あの苦しみ、乗り越えて本当に良かった！！と心から思いました。

実際、講師になってみて、私自身の世界も大きく広がり、
いろんな方に受講していただき、そこからさらに輪が広がって、
私が講師になったことで、生徒さんたちにも素晴らしい調和が生まれ続けています。

決して驕っているわけではなくてね。

新しいことを始める、今までと変わる、
人も動物も変化はやっぱり苦手で怖いこと。

でも、人も動物も、
あの時は苦しかったけど、乗り越えることが出来て、それによって何かを得られて、今は幸せです♡ってこと、絶対にある(*^-^*)

やりたくないと思ってたけど実際にやってみると、やって良かったって思った。って絶対ある＾＾

（実際に今までもそういう動物さんの声も聞いてきた。）

だからやっぱり、
こうあることが幸せ。は、他の誰かが決められることではないんだよね。

『今』幸せであることも大切だけど、
今その瞬間だけを切り取って見ても、幸せって決めれることでもなくて。

また、誰かから見て幸せでないように見えたとしても、その本人、その動物さんが、自分は幸せじゃないと思っているとは限らない。

例えば、セラピー犬。

その子自身を見ずに、

「たくさんの知らない人に触られて、かわいそう。」その視線を送ってしまえば、

「僕は好きでここに来ていて、みんなが笑顔になることがとても嬉しいのに、なんでそんなこと言うんだろう」って思われてしまうよ。

だれでも、好きでやっていることを否定的に言われれば、いい気はしませんよね。

その子がやりたくてやっていることに対して、

「ひどい。」「かわいそう。」と、その子を勝手に被害者にすることが、

本当にその子にとって嬉しいことでしょうか？

それは、その人自身が「私は気持ちをわかってあげている。」と自己満足したいだけなのかもしれません。

逆もあるよね。

家族に捨てられた犬さんが、保護されて、新しい家族ができて、あなた幸せね〜と言われても（一見幸せに見えても）、その場所で本当にその犬さんが幸せを感じているとも限らない。

（住む家があるから、食べ物をもらえるから幸せ、ではなく、自分にどう接してくれるか、家族がどうあるか、家の中がどうあるか、家族同士の仲がどうあるか、自分の居場所がどうあるか、で動物たちの幸せは変わってくる♡　by 動物さんの心の講座

『あなたは幸せなのよ。』は、ただの押し付けにしかならないよね︎＾＾）
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そう思ってない子は、これ言われるとすごく嫌な気持ちになるよ。

あなたの幸せも、あなたが決めて良いように、
他の誰かの幸せも、その存在が決めること。

馬は、こうあることが幸せだ

犬は、こうあることが幸せだ

女性は、こうあることが幸せだ

は、大きく分けて見ると同じかもしれない。

（深い部分で見れば種関係なく皆同じだけどね）

でも個々で見れば、やっぱりその馬により、その犬により、その女性による。

そこを尊重してあげることと、そうだと決めつけることとは大きく異なります。

昨日のキングプライドさんにとっては、
レースが好きな今、牧場や乗馬クラブで過ごすとなれば、

いくら、「こっちがのんびり過ごせて幸せだよ。」と言われても、

退屈だ、つまらない、僕が本当にやりたいこととは違う！！となるでしょう。

「ぼくの幸せが何なのか全然わかってないね。」って思うかもしれない。

チイサナキズナさんにとっては、
レースデビューしてみて、二度とレースに出たくない〜となれば、
やっぱり牧場などでゆっくり過ごすことが幸せでしょう。