あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。


【水毒】
津液(※)の代謝が悪く、体内に溜まった余分な水分がうまく排出されないために様々な不調が起こっている状態。

※津液(しんえき)
人体中の正常な水液の総称。唾液、胃液、涙、汗など。





5/5に立夏を迎え暦の上では夏になり、実際に夏日や真夏日になる日もありますが、私たちの身体はまだ暑熱順化されておらず夏仕様になっていません。
暑くてもスムーズに汗をかけず発散されない体内の水分は溜まってしまい水毒になっていきます。
むくみや冷え、めまい、頭痛、頭重感、頭帽感、胃腸障害、天候悪化で体調不良など症状は多岐にわたります。免疫力にも影響が。





《養生法》
・気を巡らせる食材を積極的に摂る
・利水作用のある食材を摂る(不要な水分を排出)
・身体を温める食材を摂りつつ、運動などで代謝を上げる(冷え性対策)

《オススメ養生食材》
基本的に温めて摂るようにして脂っこいもの、甘いもの、酒類、果物は控えること。

ハト麦、玄米、小豆、大豆、黒豆、いんげん豆、えんどう豆、とうもろこし、かぼちゃの種、アスパラガス、冬瓜、きゅうり、すいか、ゴーヤ、パクチー、マンゴー、ぶどう、青梅、鴨肉、牛タン、豚レバー、白魚、あさり、はまぐり、昆布、わかめ、海苔、あおさ、麦茶、ウーロン茶、プーアール茶、豆類のお茶(小豆、黒豆)、紅茶、ココア、酒、味噌、酢、氷砂糖 etc.

※瓜類や海藻類は特に身体を冷やす性質が強いため、加熱したり、身体を温める調味料を活用する。