あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。


身体の特徴や変調を表す五行色体表を参考にすると、五季〝春〟・五臓〝肝(かん)〟・五味〝酸〟が関連します。
肝(かん)が活発に働くことで〝気〟の巡りを良くして〝血(けつ)〟を溜める働きを担い、活動的でなかった冬から心身ともに活動的になるために春に備えます。





肝が活発に働くために好むのが〝酸〟で酸味のあるものです。
東洋医学において〝酸〟は体液(津液)や血(けつ)を補い、消化を促すと捉えます。
また、〝辛(しん)〟辛味のあるものは肝の気の巡りを補います。
東洋医学において〝辛〟は気の巡りを良くするとともに血行を促進する働きを持つといわれています。





春に肝をきちんと作用させるには〝酸〟と〝辛〟が良いサポートをしてくれます。

《酸味の食材》
米酢、 梅、トマト、レモン、柚子、ダイダイ、かりん、スモモ、ヨーグルト、ローヤルゼリーetc.
口に入れて酸味を感じるもののほかに、青い色の食材・胡麻・ニラ etc.

《辛味の食材》
生姜、山椒、唐辛子、大根、らっきょう、ネギ、紫蘇、ニラ、落花生、里芋 etc.