前回は【気枯れ(きがれ)・穢れ(けがれ)】についてご紹介しました。
今回は【気枯れのケアとして意識したいこと】についてお伝えしたいと思います。


☑夜型生活➡️朝型生活

夜型生活はどうしても厄が溜まりやすくなるため朝型生活がオススメとのこと。
朝、窓を開けて朝日を浴びながら新鮮な空気を深呼吸することで悪い気をリセットするとともに朝日のパワーをチャージして良いコンディションで1日をスタートさせることができるといいます。
特に、医療関係・葬儀関係・美容師・エステティシャンなど直接人に触れる機会が多い方、電話でのクレーム対応の方、占いを生業としている方などは人から厄を受けやすく溜まりやすいのだそう。
それを浄める意味で夜だけでなく起床後にも入浴するとより気を良い状態に保つことが出来るとのこと。シャワーでは厄が落ちにくいとされるのできちんと湯船に浸かることがポイントです。
ベストタイミングとしては《夜➡️帰宅後 朝➡️起床後》がオススメなのだそう。特に気枯れが気になる場合には〝バスソルト〟を使用するのも⚪。
夜お風呂に入らずそのまま寝てしまう習慣がある方もいらっしゃるかもしれませんが、厄を固定化してしまう可能性があるとのことなので極力就寝前に入浴するようにしたいところです。


☑旬の食材を積極的に摂る

旬の食材は栄養価が高くパワーがみなぎっているため、1日1食は摂ることを意識しましょう。
レトルト食品、インスタント食品、ジャンクフード、コンビニやスーパーの惣菜などは出来る限り避けたいところですが、1日1食程度におさえて旬の食材を調理して献立にするのが理想だといいます。
お米のチョイスとして、雑穀米・玄米・お赤飯などがオススメです。白米の場合には精米してから日が経っていないものが⚪。パンであれば、ライ麦・全粒粉・米粉を使ったものが良いでしょう。

[旬の食材以外で意識したいところ]

🔘調味料
塩 ➡️天然の粗塩や藻塩
砂糖➡️黒砂糖、はちみつ
酢 ➡️気枯れしている時に積極的に摂りたい調       
    味料。マリネや酢の物のほか、飲むお酢
    を活用するのもOK。
柑橘➡️レモン、グレープフルーツ、柚子など。
    お酢が苦手な場合にそのまま食べたり、
    料理に使ったりする。

🔘豆類、ナッツ類、ゴマ、フルーツ
※肉類、魚介類など動物性たんぱく質は消化吸収にエネルギーを使うため気枯れしている時は不向き

🔘酒類は控える
良くも悪くも気を増幅させる要素があるため身体にも運気にもマイナスだとされている。


☑マッサージやストレッチで血行を良くし凝りをほぐす

東洋医学における気と血(けつ)は密接であることから、気の巡りが悪いと血行も悪くなりがちに。首や肩などあちこち凝ったり、リンパにも影響して流れが悪くなって浮腫みやすくなったりする可能性が。
日頃からマッサージやストレッチなどで血行を良くして身体をほぐし気の巡りを良くしておきましょう。セルフマッサージでもプロに任せても良いとのこと。


☑いつもより早めに就寝して睡眠時間を多めに取る

人は寝ている間に運を吸収・再生するとされており、睡眠不足の状態が続くと運の吸収と再生がスムーズに行われず気が停滞してしまうのだそう。
気枯れしている時は普段より早めの時間に就寝して1~2時間多めに睡眠時間を取ることが重要なのだとか。可能であれば22時就寝を目標に。
ただこの時間帯に就寝するのが難しいという方も多いと思います。
そこで熟睡していて欲しい時間帯を覚えておいていただきたいのです。それは午前0~3時(丑の刻)の時間帯です。この時間さえ外さなければ良いとのこと。
また、起床時間については遅くとも朝8時に起きることがポイント。これは〝 朝7:00~9:00までの辰の刻を有効に活用することにより仕事運や発展運が上昇する〟という理由からなのだとか。
起床時間が逆転しているという場合には朝寝る前に朝日を浴びて深呼吸してから就寝するとカバーできるのだそう。休日は時間に追われないことから夜更かしして朝寝坊という方もいらっしゃるかもしれませんが、体内リズムを崩さないために休日こそ早寝早起きを心掛けたいところです。

[昼寝の活用]
夜睡眠時間をまとめて取ることが難しい 場合は〝昼寝〟でカバーすることも有効です。お昼の休憩時間に20分程度仮眠を取る方法がオススメです。
細かい時間にこだわらなくとも十分効果はあるようなのですが、健康運を回復したり気を補充するという意味合いではPM1:00~5:00までの〝 土〟の時間帯に昼寝をするとより効果は高まるのだそう。
ただビジネスシーンで仮眠の時間を取るのが難しい方は多いと思います。
そういった場合には休日を利用して〝 土〟の時間帯 に昼寝をしたり、身体のケアとして温泉施設に行ったり、マッサージを受けたりする時間を設けるのも有効とのこと。
時間に余裕はありますが、昼寝の時間を取り過ぎると夜眠れなくなる可能性が高いので長くとも1時間程度にとどめましょう。


☑気枯れしている時に強いパワースポットに行かない

パワースポットといわれる場所は基本的に〝気〟が強い場所であることから気が弱っているタイミングで訪れると気当たりを起こしてしまい、かえって逆効果になってしまうこともあるようです。
気枯れを起こしている時には人の持つ気にも敏感になりやすいとされています。参拝ブームの流れで神社・仏閣を訪れる人の中には悪い気を持っていることもあるため、そうした気を受けないように回避することも大切だといいます。
気枯れしている時には自然が多い公園や森で森林浴をしたり、マイナスイオンの宝庫である滝を訪れるのがオススメとのこと。
こちらの方がパワーが穏やかで無理なく吸収できるといわれているのだそう。
また、海も穏やかなパワーを持つ場所とされ、海水浴やマリンスポーツを楽しんだり、足元だけ海水に浸かって浄化するのも効果的なのだとか。





今回は【気枯れのケアとして意識したいこと】についてお伝えしました。
人は誰しも常に気分が上々というわけではありません。大なり小なり気分の落ち込みを感じることも時にはあると思います。
いくつかご紹介しましたが、これらを参考にご自身のトライできる方法で気枯れの予防や解消につなげていただければ幸いです。