あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。


【柚子(ゆず)】
東洋医学的特徴 
①甘味、酸味 ②涼性(or寒性)

[薬膳的効能]
・気の巡りを良くする
・痰を除く
・消化不良を改善
・咳や吐き気を止める
・水分代謝を改善 
・悪酔いや二日酔いの予防
・疲労回復                                       

柚子は酸味が強くあまり食用に向かず主に香りを活かす果実。
冬至に柚子湯に入ってかぼちゃを食べる風習がありますが、元々は柚子味噌を食べていたのだそう。





《冬至に柚子湯に入る風習の由来》
冬至(2023年は12/22)の入浴は福を招き入れる前に行う〝禊(みそぎ)〟の意味があるといいます。禊は〝水垢離(みずごり)〟ともいわれ、参拝する際などに身を清める風習。柚子が禊に使われるのは気を巡らせ身体を温める効能と香りの強い植物に邪気を払う力があるとされているからなのだそう。

《柚子に関する豆知識》 

・柚子が黄色くなると医者が青くなる
柚子の実が色づき始める晩秋は気候が良いため病人が少なくなり医者が不要となるという意味のことわざ。  

・桃栗3年、柿8年という言葉のあとに、実は〝柚子の大馬鹿18年〟という言葉が続くのだそう。これは柚子は種から育てると実がなるまで時間を要することを表す。(10数年)