あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。
【栗】 生薬名 栗子(りっし)
東洋医学的特徴
①鹹味(塩辛い:塩分過多とは異なる)、甘味 ②温性
旬は9~10月。
薬膳では足や腰の痛み・痺れ・だるさ、筋肉の衰えなどに用いられる。加齢による関節の不調や筋肉を酷使する習慣のある場合にオススメ。東洋医学における〝腎〟を補いエイジングケアにも効果的。但し、食べ過ぎるとガスが溜まりお腹が張りやすくなるため注意。
《栗の効能》
・身体を温める
・胃腸の調子を整える
・腎臓虚弱の改善(老年性の頻尿、腎機能低下、腎疾患) etc.
[栗の実]
食物繊維が豊富であるため便秘改善のほか、血糖値の上昇を抑え糖尿病を予防する効果も。
脂質が少なく、ビタミンやミネラルもバランス良く補給できる。日本の栗であれば6個程で成人の1日のビタミン摂取量を満たすとされている。
[栗の渋皮]
関節の痛みをとる生薬。含有するタンニンは抗酸化作用が強く細胞の老化を防ぐ。
栗は生命活動のエネルギーとなる〝気〟を補う食材ともいわれています。
栗ごはん、渋皮煮、甘露煮、シンプルにゆで栗、焼き栗など様々なレシピで味わい楽しむことができます。
秋の味覚の1つである〝栗〟を献立に取り入れて、これからやってくる秋冬に向けてコンディションを整えておきましょう。