家族・友人・同僚・上司・もしくはその日の初めて会った人など、人間関係の導入部分・基本は〝あいさつ〟ではないでしょうか?
〝挨拶(あいさつ)〟の〝挨〟には【心を開く】、〝拶〟には【近づいていく】という意味があるそうです。





確かにこの意味のとおり、あいさつには相手との心の距離を縮める効果があります。
あいさつすることが人間関係において大切な理由として…

💮人の進化の観点からは、人類が編み出した敵味方を区別するための手段であるため、あいさつすることで〝私はあなたの敵ではありません〟ということを示すことができる

💮あいさつは好意の印であり、続けていくことで〝返報性〟の法則で好意的に接してくれる人も増える

※返報性
好意・敵意・譲歩・自己開示など相手の態度に対して、自分も同様の態度で相手に返す傾向・法則

ということが挙げられるそうです。





その他、あいさつの際の雰囲気やトーンで相手の体調の変化を察知することができるかもしれません。〝何となくいつもと様子が違う〟といった感じで。
すると、あいさつの次には相手を気遣う言葉をかけ、早めの対処も可能ではないでしょうか?





〝挨拶〟には今回ご紹介したように良好な人間関係を築くために様々な効果があることがわかりました。
何気なく口にしていたあいさつも大切なツールであることを改めて気づかされました。
たとえ気持ちが落ち込んでいたり、体調がややすぐれなくても、〝挨拶〟だけは短いセンテンスで済むこともあり忘れずに心掛けたいものです。