魚座新月。
雪が降り始めたコロラド。
春の雪は水気が多く、実家の九州の雪を思い出す。
雪は、最上級の浄化。
春分の日前の新月にぴったりのお天気で、ありがたい。
雪の日の私の過ごし方は、ネットフリックス。
時々見ている『約束のネバーランド』というアニメの続きを観た。
結構面白いのよね、これが。
怖いけど、つい見ちゃう系。
アメリカの悪魔崇拝で子供たちを・・・・という都市伝説を思わず思い出してしまう私。
(これ以上は危険なので、書きませんが)
このアニメの実写版映画主題歌を歌ったユニット『ずっと真夜中でいいのに。』の女の子が、ちょっと前にテレビに出ているのを偶然見たことがある。
顔は見せてなかったけれど、可愛らしい声で話す言葉の一つ一つが瑞々しくて、つい見てしまった。
はっきり覚えているのが、その子の好きな言葉が『安逸』だと言ったこと。
『あんいつ』などという言葉、恥ずかしながら私は知らなかった。
安逸の意味は、
『何もせずにブラブラと遊び暮らすこと』とここに書いてある。
うちには、まさに!そういう人が一人。
昭和世代の私はついこんなことを思う。
『何かしなくちゃいけない。』
『人の役に立たなくちゃいけない。』
『何もしないとバチが当たる。』
そういうのもね、きっと地の時代の古い洗脳。
『安逸』という言葉が好きだというそのアーティストの可愛らしい声を聞いて、
うちのアーティスト次男は『安逸』を選んでいるんだ。
そう気がついた。
これこそが、新しい風の時代の生き方なのかもしれないと思った。
本来は、ここに存在するだけで奇跡。
ブラブラ遊んで暮らすことも決して、悪いことでも恥ずかしいことでもない。
きっと大昔には、そういう人が結構いたから、その言葉もあるわけだろうし。
安逸に暮らしていても、ちゃんと住むところがあり、食べるものにも困らず、何かを我慢しているわけではなく、毎日を気楽に楽しく過ごしている息子。
それは、彼の理想の生き方なのかもしれない。
無意識な『善悪』や『良し悪し』『そんなはずないだろう。』という思い込み。
そういうジャッジメントがまだ私の中にあることにガツンと気付かされた。
インディアンの長老からの言葉
『赤ちゃんのように自然の中に浸ること。』
私にはそれが必要なのね。
『何かやらなくちゃ自分は価値がない。』なんて、赤ちゃんは思ってないだろう。
『誰かの役に立つことが私の使命』なんてこともきっとないだろう。
ベイビーは、ただここにいることを楽しみ、新鮮な世界にワクワクしている。
幾つになっても、私はそうありたい。
だから『安逸』も一つの生き方として絶対あり
私の新月マニフェステーションに入れとくかな
粉雪が降り続くコロラドより。
読んでくださってありがとうございました。
さち