自分が『良い』と思っていることは、つい他の人にも勧めたくなるよね。
ただ自分にとってベストだと思っていることは、全ての人にも同じようにベストなのか・・・と言えばそうじゃなかったりする。
うちの母と話していると、
「こうするといいわよ。」みたいなのが多くて、時々ウザいと思う時がある。
ということは、私の中にもウザいところがあるということだろう。
自分が感じているのだから、他の誰かにも同じような気持ちを感じさせているはず。
これは宇宙の法則だ。
母のこういうお勧め押し付け攻撃に対して、昔の私だったら、過激に母親に反応していたことだろう。
『なんでいつもいつも自分がいいと思っていることを私に押し付けるわけ?!』って。
でも今は、そう思わない。
母は、私のことを思って言ってくれているのだ。(かなりずれているが)
しかも押し付けてもいない。
母の単なる意見。
親子の間では客観的な思考ができない時がある。
過去の出来事と現在を結びつけてしまうからね。
この切り離しが、『癒し』でもある。
なんで母はいつもこうなの?と腹を立てる前に、私は考える。
あ〜、こういう感じで私は育ったんだ。
子供の頃は、勇気を持って思うままにやってみて失敗してきた。
その失敗の度に、母が『ほらね。ママの言う通りだったでしょ?』って言われながら育った。
そうやっているうちに無意識に『母の言うことを聞いていれば失敗しても叱られない。』と言う思考になっていったこと。
子供は親から叱られることが、何よりも辛い。
失敗を叱責されることは、魂の傷になる。
それを長年続けて、大人になった私は、もうすっかりと自信をなくし、外側ばかりをみて、失敗しないように、他人に必要とされる人間になるべく、ノーと言えない必要以上に我慢強い人間として生きてきてしまっていた。
そんな自分の癖からくるストーリーに気づき、インナーチャイルドを癒していくと、いつの間にか、母に対して過激な反応をしなくなった。
それでも時々ウザいな・・・と感じる時があるが、そういう時は「私は、もっと寛容にならなければいけないという宇宙からのメッセージなのだろう。」と受け取ることにしている。
他者との違いを受け入れて、そこに対して善悪や優劣をつけるのではなく、『違うから愛おしい』という無条件の愛ゾーンにいくことが、今世での私のミッションなのだろう。
そう思うと、私には、この先へ進んでいくための気づきや学びがまだ沢山あることに気づく。
ありがたいことだ。
気づきを得る度に、人生ってあんまり深刻なものじゃなくて、すごくシンプルなんだ・・と感じる。
何かネガティブを感じても、それは私の内面にある『エゴ』を手放す機会なのだと捉えることができるようになったからだ。
ネガティブを感じてしまうのが人間。
もちろん、ずっとポジティブの人もいるかもしれないけれど、それは私らしくない。
ネガティブなエゴを持つ自分も許していくことで、他人のエゴも許せるようになるので、外側に振り回されなくなってくる。
それが魂の成長なのだと思う。
あとさ、親子ってさ、見えてるようで実は見えてないことも多い。
親が子供の話ばかり信じて、何かを悪者にして子供を被害者にし、その子の正しさを証明し安心したい親もいる。
もちろん子供を信じることは、とっても大切だけど、親に見せる顔と、他で見せる顔が違う子も実はすごーく多い。
子供のいう他人に対するネガティブな話を鵜呑みにしすぎると、真実が見えなくなる。
他者に対するネガティブな思いは、『良い悪い』『こうあるべき』という個人的なセンス枠から外れた時に出やすいからね。
表面的な態度や言葉の、そのもっと奥深くにある真実の声を安全に出せる場所を作ってあげることで子供を被害者にせずにすむ。
ダメな自分、弱い自分、失敗が怖い自分、正しくないかもしれない自分、そういう恐れを出すことができれば、どんな魂もだんだん癒されていくと、私は思います。
時代の変化の中で、自分はどう生きたいのか?
このセンスが、絶対に必要。
エニアグラム、オラクルカード、シャマニックヒーリング。
私が使うこれらのツールは、自分では気づけない潜在意識の声を聞くため。
望みを明確にするマニフェステーションもその一つ。
気になる方は、私のサークルに参加してみませんか?
こちらのHPからコンタクトくださいね〜。
では今日も、素敵な1日で。
静かな雪の降るコロラドより皆様の幸せを祈っています。
読んでくださってありがとうございます。