こんばんはハーモニーです
私が住む町に新しく「久留米シティプラザ」という建物が出
来ました。
そのオープニングの一環として、市民オーケストラの定期
演奏会がありました。
http://kurumecityplaza.jp/pages/facilities/the_grandhall
とても立派なホールです。
響きがとてもよくて、客席の小さな音も遠くまで聞こえます。
今日のメインの曲はベートーベンの第九です。
1500名ほどの客席は満席でした
出演者(オケだけで100名近く、合唱団が約350名)と来場
者全員での国家斉唱から始まりました。
その場で起立して、オケの演奏をバックに歌いました
はっきりいいます。。。
私、このとき涙が出そうになったんです
オケの伴奏が聞こえないくらい、たくさんの歌声が聞こえてき
たからです。
今までの人生で、自分の国の国歌を、こんなにきちんと歌う
場面があっただろうか?
学校行事のときに、歌う人はほとんどいなかった
先生たちの多くも、歌わない。起立さえしない。
自分が教師として働いていたときも、「君が代」なんて歌わな
いという風潮がありました。
けれどやっぱり、自分の国の文化や自然を大事にしたいとい
うのは、誰しも心の中に持っているのではないのでしょうか。。。
日ごろ意識しているのではないと思うのですけども。
根無し草では心が不安定になると思います。
日本という国に生まれ、その自然や言葉に育まれ、文化を肌
で私たちは吸収しているのです。
長く続く歴史の中に、生きているのです。
大げさに思われるかもしれませんが、あの場にいた人たちの
心が一つにまとまっていく感覚を味わいました。
はじめから終わりまで、舞台と会場とが一体となった素晴らし
い演奏会でした