予行演習 | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

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週末、妻のサマンサが夕方から出かけていたので、一人で夕飯を食べることになりました。
こんな時のパターンは、気分しだいで変わります。

(1) いきつけの店でで軽く飲みながらつまむ。
(2) どこかの店でふつうに食事する。
(3) 簡単なものを必死で作り自炊する。
(4) 何か買ってきて家で済ませる。

(1)から(4)まで、それぞれ好きなところがあります。

この日は(1)とどちらにするか迷った末、(4)にしました。


   ◆      ◆      ◆

なんのことはありません、外でも家でもいいから、軽く飲みながらつまみたかったのです。
誰に気をつかうこともなくリラックスしたかったので、家で好きな音楽を流しながらつまむことにしました。
サマンサと音楽の趣味の重なりが少ないので、二人の食事ではできない食べ方です。

好きな田舎パンが売り切れだったので買った、柔らかめのバゲットのようなパン、生ハムとカマンベールチーズ、あとは赤ワインと迷って選択した、を同量の炭酸水で割ったウィスキー(今年の夏から始めた気に入っている飲み方です)。

朝と昼ですでに野菜をたっぷり摂ったので、まあいいか、と簡素で肩肘はらない一食にしました。
そして、音楽は、人の声が恋しくて古い女性ボーカルにしました。

 


   ◆      ◆      ◆

お腹が落ち着いてからは、つまみをふだんサラダのトッピングに使っている無塩落花生に換えて、ひき続きウィスキーの炭酸割り。
音楽はシンプルで柔らかなギターのデュオを流しながら、次の一冊として買っておいた文庫本のページをめくりました。

 


   ◆      ◆      ◆

この日はまだ日中は夏の陽気でしたが、サマンサのいない一人の夜、夜長の時季を前に予行演習ってところでしょうか。


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