【新語】 来年の事を言うなら鬼を笑わせる | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

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来年の事を言うなら鬼を笑わせる


●読み: らいねんのことをいうならおにをわらわせる

●意味: 危機的状況を好転させること


●似ている言葉: 来年の事を言えば鬼が笑う
●似ている言葉の意味; 明日何が起こるかわからないのに、来年
のことなどわかるはずはない。将来のことは予測しがたいから、あ
れこれ言ってもはじまらないということ。



●注釈;

なぜ鬼は笑うのか。
目の前の人間にとって鬼は目の前の脅威だと考えれば、その脅
威から逃れることを考えるのが先決で、それより先のことを考える
のは無意味である。
だから、旧訳において、鬼はその無意味をあざ笑っている。

目の前に鬼が現れ、あざ笑っていたら、どうやってその危機から脱
すればいいのだろうか。

鬼をギャハハと笑わせるのである。そして自分も笑うのだ。
鬼と一緒になって心の底から笑うのである。
一発芸を披露するなり、とっておきのジョークを言うなりして、
まず鬼を笑わせる。変顔をしてもいい。とにかく笑わせるのだ。
そして自分も笑うのだ。

そう、何とかして「笑う門には福来る」の世界に持ち込むのだ。


●御礼: 本日も言葉遊びにお付き合い頂きありがとうございました。


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