旅の中でも、
旅行というと「○泊○日****への旅」という枕詞が浮かびます。
でも、馴染みのない街にちょっと日帰りもあれば、
逆に、終わりを決めていない長い日数をかけた旅もあります。
いずれに旅にしても休日や休暇が不可欠ですが、
出張の行き帰りや仕事の合間にだって旅気分に浸ることはできます。
なかなか実現できない旅の憧れをしばし慰めてくれる本。
行こうとしても実現できない昔の旅が綴られた本。
こうした本たちを読むのは旅の代替品というよりもうひとつの旅です。
こんな本を読んで本の中を旅しています。
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- むかしの汽車旅 / 出久根 達郎(河出文庫)
¥821 Amazon.co.jp
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蒸気機関車が主役の時代、蒸気機関車なんて呼びませんでした。
「汽車」です。そんな時代の旅のエッセイを集めたアンソロジー。
今とは異なる時代を旅できる本です。 - アポロンの島 (講談社文芸文庫)/講談社
¥1,015 Amazon.co.jp - ちいさい旅みーつけた / 俵万智 (集英社be文庫)
¥751 Amazon.co.jp
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歌人俵万智が、旅先で訪れた人、宿、店、工房などを
短歌を添えて紹介するエッセイです。 - アァルトの椅子と小さな家 / 堀井 和子 (河出文庫)
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幻の旅 / 林 望 (文春文庫)
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ちょっと趣向を変えて、こちらは心の旅です。
廃駅の前の立て看板に巡らす思い、
朝、窓を開けたら蘇った匂いの記憶といった、
旅先で目にした一場面のような物語たちです。
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今から5、60年前のヨーロッパを単車で旅する青年を描いた作品。
旅先での出会いと漂う青年の心の旅です。
ヨーロッパの旅先で出逢った、建物、部屋、家具、日用品、食事などを
手書きのイラストや写真を添えて紹介されています。