未来の呪縛 | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

相互読者登録のご期待にはそいかねますのでご了承ください。

このところ仕事がたてこむ毎日が続き、
なかなかどうということのない周りのことに目を向ける余裕が薄れています。

私は仕事の面ではかなり計画的にことを進めるタイプです。
糧を得るために結果を出すためのプロ意識と割り切っています。
(自己実現とかいう感覚はほとんどありません)

一方で、プライベートではけっこう気ままに、
たまたま目についたことについ心を奪われます。

    

目標に向かって描かれたロードマップにそって日々を送る姿を見れば、
ポジティブだとか、計画的だとか、努力家だとか、称賛されることでしょう。

その場で目についたことばかりに目を奪われていると、
刹那的、成り行きまかせ、とネガティブに映るかもしれません。

    

ことこれらが私にとっては、
将来に時期を決められたゴールを目指す姿は、未来に縛られた今です。
窮屈な時間です。

Off Time に、ふらりと出かけた折に、目についた店で食事したり、
よそのお宅の庭先の木の葉の色づきに目をとめたりといった、
成り行き任せの時は、何にも拘束されない自由な今です。
贅沢な時間です。

    

未来の呪縛の塊は、自由な今の欠片(かけら)を手に入れる代償です。

なんとか、呪縛の塊をひと回り小さくして、欠片を成長させたいところです。


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