久しぶりのDowntownへ
「全ては自分」の捉え方のひとつの例
こんにちは。
Hawaii在住 スピリチュアリスト・ミディアムの源真里花です。
先日、Hawaiiへ引っ越して９年目の節目を迎える事が出来ました。
その日は打ち合わせの時間があったのですがそこでお世話になっているメンターとお話しをさせて頂く中で胸がいっぱいになり、感極まって涙、涙でした。
８年前に思い描いていた生活とは全く違うけれど、当時のその思い描いていた生活ってエゴがベースだったなと今では思います。
そんなエゴに気付いた中で今の自分を見つめた時に、自分にとって大切な日にこうして今後の自分の新しい可能性や挑戦する事についてのお話しが出来ているなんて・・・と感じ、お世話になった大切な方々はもちろん、全ての事に感謝の気持ちが溢れて、（人間的側面から見た時に）私にネガティブな事を言ったり行動した人達に対しても、彼らの存在なしに今のこの心の豊かさは手に入らなかったと、心から実感しています。
紆余曲折した経験、失敗も、トンチンカンだった事も、怒り狂っていた事も、沢山の方の助けに支えられて頑張ってきた自分が本当に愛おしく感じました。
私の中で、数年前に当時身近にいた人達に対してとても怒りを覚えた経験があります。
時として「まだまだ自分の中にそれがある」と感じる事もありました。
ですが、ふと・・・
「ああ、わたしが許せないのは、自分を助けてあげられなかった自分なんだ」と腑に落ちた瞬間が来ました。
あんな惨めな思いを自分にさせてしまった自分
あれ、これちょっとおかしいんじゃないか？って勘が働いていたのに、自分の直感を無視した自分
苦しくて辛い気持ちを味わっている自分に、その状況を変える事も出来ずに耐えるしかなく何もできなかった無力な自分
私が許せないのって、自分だった。
自分自身を軽く扱っていた私
自分の直感を信じられなかった私
何もできない無力な私
これらの私に自分が気付き「いいよ、そんな私を私はゆるすよ」って言ってあげられた時、その相手の方々へ対しての絶対に許さないというような執着、怒り、ネガティブな感情が昇華されるような感覚になりました。
そして全てはわたしの「霊能者、ミディアムをするのだから良い人でありたい、どんな人も愛すべきだ」（これを持っていると、一見したら良い方でとても気が利くようだけれど、実は人の気持ちが分からない方だったり、トラブルメーカーを引き寄せやすいと思います）という偽善心が撒いた種に返ってきた出来事でもありました。
私がエゴから撒いていた種の因果応報です。
起きたトラブルには必ず原因があり、それが分かりやすい時と全くもって分からない時とあると思います。
（因果応報は魂レベルなので、今世だけのものとは限らないので）
私も被害者意識を持つ事がとても得意でしたので（苦笑）、私はそういう人間関係のトラブルに巻き込まれる運命なんだと変な開き直りをした時期もありましたが、しっかり自分を見つめた時に「運命じゃないな！自分のマインド、潜在意識だな！」と気付き、そこからコツコツと因果律と動機についてはいつも意識しています。
そしてどんなに気を付けていても、起きる事は起こります。
それは魂の成長に不可欠だからだと思いますし、魂レベルの因果律であったり。
私達の魂は成長する為に肉体をまとった人間として地球に生まれているので、トラブルがない人生はないと思います。
（よく言われる「人生をラクに生きよう！」という言葉の本質は、トラブルが全くない人生を保証するものではなく、自分のパターンを知る事で根本の原因に気付いて行き、結果それが魂の成長になるので、何かが起きた際の魂の成長を得るまでの期間が短くなる、とお考え頂くといいのではないかと思います。霊的真理の観点からは「ラクな道はありません」と言われているので、私はそう理解しています）
赦したい相手がいる時は、その相手や起きてしまった出来事の事を考えるのではなく焦点を全て自分に戻すこと。
そして自分の中に沸き上がった、自分のネガティブな部分をゆるしてあげるようにして行くこと。
それをきちんとしていると、不必要なトラブルというか、自ら経験する必要のないトラブルに突っ込んでいくようなことはしなくなると思います。（マインドセットにも気付けるので）
たくさん、たくさん自分にダメ出しをし、自分を責め、私はなんてダメなやつなんだろう・・・と、全く自分の事を愛する事なんて出来ていない時期が長かったけれど、自分を見つめる事をしっかりと指導して頂きながら行い、その中で瞑想やヒーリングもとても助けになりましたし、霊界通信、スピリチュアリズム、霊的真理の知識が大きな助けになり、それらを学んで来た結果、私は自分の醜い部分や弱い部分に「いいよ、いいよ、それでいい」と言ってゆるしてあげる事ができ、そして愛してあげられるようになったのだと思います。
（ゆるす事＝ワガママにふるまってよし、そのままでなんの努力しなくてよし、ではありません）
時間もかかりましたし決してラクではありませんでしたが、それをしなければ魂の成長もなかったと思います。
そう感じ、本当に関わってくださった全てに感謝だなぁと心から感じる事が出来ました。
この心の豊かさは、決して一人では得られるものではありませんでしたから。
また成長の為の壁が目の前に立ちはだかったとしても、この感覚を忘れずに挑戦していきたいと思います。
このBlogを読んで下さった全ての皆様にも、心よりの愛と感謝を込めて。
源真里花
