子育て終わったわ！
介護終わったわ！
仕事退職したわ！
さあ、人生これからよ
！
と思ってたはずなのに
「何をしたらいいか分からない」
「この年から始めても仕方ない」
とおっしゃる方、もったいないですよ！
人生の中で今が一番若いんです。
やりたい、と思ったことがあれば
今すぐ始めてみましょう。
でもね～、今から始めたって恥ずかしいわ
なんておっしゃるあなたのために
６０歳超えてから人生変わった方
のお話を一生懸命集めてきました。
今回はその第三弾！
ごく普通の人が陸上を始め
ギネスの世界記録保持者になった！
というお話です。
その方は、宮崎秀吉(ひできち)さん。
1910年(明治43年)生まれで、
2019年に108歳でお亡くなりになってます。
この方は20歳で結核により3年間の療養生活。
その後教員を経て、定年まで地元の農協に勤務。
そして定年後仕事以外に
自分が生きた証として
何かを世に残したい、
「日本一」になれるものを見つけたい
と考えたんだそうです。
しかしその何かは簡単には見つからず、
囲碁や園芸にうちこんでました。
ところが、その囲碁の仲間が
どんどん亡くなっていったそうです
。
それで
「もうすることも楽しみもない
」
と落ち込んでおられたところに
娘さん(当時７０歳)からの勧めで、
陸上競技をはじめられたのですが、
その時なんと「９２歳」
。
定年後から約30年後の時でした。
陸上をはじめた理由は
「１人でできるから」。
その後９５歳の時に
マスターズの国内大会で優勝
して以降、向かうところ敵なしで
次々と金メダルを獲得。
２０１０年１０月の１００歳の時、
１００メートルで２９秒８３の世界記録を樹立し、
その後「最高齢スプリンター」として
ギネス記録にも認定されました。
そして105歳を迎えた翌日、2015年9月23日
マスターズ陸上105歳～109歳の部に
100m走と、砲丸投に挑戦。
その結果、
100m走は４２秒２２、
砲丸投げは、３m２５を記録！
両方とも宮崎さん以外の出場者がおらず、
また、１０５歳から１０９歳の部では、
これ以前の記録もないため、
完走、完投した時点で世界記録
となったそうです
。
私は当時この時のニュースで宮崎秀吉さんを知りました。
その後2016年に引退なさったそうです。
しかし、92歳からはじめて106歳まで
続けられるとはご本人も思わなかったでしょうね。
でもさ～、
この人って結局健康だったからでしょ～
。
私はさ～、そんなに健康じゃないしさ～。
なんて悪態ついたそこのあなた
この方、
ずっと健康だったわけじゃない
んです。
実は陸上を始める2年前の90歳の時、
前立腺がんを発症して、
陸上を始めた92歳当時も治療のため通院中。
しかも、陸上を始めた直後に
硬膜下血腫で手術も経験。
97歳の時には
自宅玄関前の階段から転落し
左ふとももを骨折。
医師から車椅子生活を宣告されたが、
２カ月後の大会で復活した。
という経歴もあるんです。
どうですか？
まだ何かやらない言い訳ありますか？
でもまあ確かに本人もすごいですが、
周りの家族の支えもすごいと思います。
普通だったらやめさせると思いますから。
2015年当時、この話を聞いてから、
「人生、物事を始めるのに遅すぎることはない」
という言葉を実感として思えるようになりました。
普通のおじいちゃんだった人が、
毎日コツコツを頑張られている。
普通の私でも、
まだまだやれることはいっぱいある。
ただ、やれることを知らないだけ。
そう思いませんか？
人生の中で今が一番若い。
でも～、何したらいいかわかんない～
というそこのあなた
些細なことでいいんですよ。
でもやってて楽しい事をして下さいね。
「人に言ったらすごいと思われる事」
ばかり追いかけてたら、結局続きませんよ。
ちなみに私はいろんな人の人生に興味があります。
だから私は占い師になっているんでしょう。
占い師やってて楽しいです
今日より若い日はない③でした。
①
90歳からちぎり絵初めて本を出版した木村セツさん
87歳で現役の日本最高齢インストラクターになった瀧島未香さん
②
江戸時代に63歳で日本へやってきて、日本に色んな文化をもたらした隠元禅師
番外編・大器晩成の見本
48歳の時にやっと大ヒットを出し、91歳まで書き続けた西村京太郎さん
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杏純(アンジュ)・ケイト