学校が終わったら外に友達と遊びに行くようになった。
校庭や公園に行って日に日に帰りが遅くなった。
私は低学年で7時すぎに帰っても何も言われなかったけど、友達は親に怒られたらしい。
でも楽しいから結局その時間くらいにかえる。(暗くなるを目安にかえっていた)
しばらくするとその子とは学校の外で遊べなくなってしまった。
詳しくは忘れてしまったけど弁護士だかなんだかの親がいる男の子だった。
その子は塾に通い始めた。
ピアノも習うかもと話していた。
女の子たちはピアノを習っている子が結構いた。
私もピアノを習いたかった。
友達が一緒に通おう?と誘ってくれた。
帰ってすぐ母に聞いた。
「ピアノ習いたい。」
「だめ。高い。」
わくわくしていた気持ちがすぐに終わった。
習い事をしている子はお金持ちのお家の子
ということなんだと頭に書き込まれた。
習い事をしていない子と仲良くなった。
毎日遊んだ。
その子の家に遊びに行ってお泊まりもした。
その子のお母さんは
友達がどこか出かける時私も一緒に連れていってくれた。
初めてのスケート、初めてのお祭り、初めてのびっくりドンキー
嬉しかった。
姉妹みたいに接してくれた。
やはり、言われるんじゃないかと思ってもやもやしていたことを友達がついに言った。
うちばっか来てるけど、私ちゃんの家になんで入れてくれないの?
何回か言われていた。
私の家に遊びに行きたいって。
でも人を入れちゃいけなかった。
ゴミだらけだから。
友達には隠していた。
友達は続けた。
「入れてくれないんならもううちの家に入れないから。」
悲しかった。
全部言うしかない。