全部言うしかないんだ。
なんで今までお家に上げられなかったのか。
「おうちのなかゴミだらけなんだ。」
「へ〜嘘ついてまで来て欲しくないんだ。」
「本当のことなの。」
「うちにばっかりきて入れてくれないなんてずるい。」
「じゃあ今日うちに行こう。」
夜まで家に誰もいない。
ドアを開けて友達を家に入れた。
初めてのことで心臓がつらかった。
「本当だったんだね。」
「このことは誰にも言わないで。友達ちゃんのお母さんにも言わないで。」
「うん!約束する。でもさ、これどうやってねてるの?」
寝室は特に酷かったから見てもらった。
嘘をついていないということを知ってもらいたかった。
「普通に寝てるよ。布団はずっとこのままだから布団敷かなくてもねれる。」
祖母の家と友達の家に泊まった時、
布団をしまうということを知っていた。
布団は1度も畳まれているのも洗われているのもみたことがない。
そんな汚れた布団のすぐ横まで積み上げられた
缶とペットボトル、
ゴミ箱代わりの大きなダンボールから溢れ出るティッシュや弁当の殻の山。
ダンボールがあることすら知っている人しかわからない有り様。
キッチンにはいつ使ったかわからない汚れた食器、腐った食材。
リビングの床はゴミが捨てられていて服や物が散乱して、テーブルの上は使用した食器や惣菜パック、食べかすが常に乗っている状態。
食事の時はそれを捨てるでもなく重ねて寄せたりして各自スペースを作って食べていた。
友達が帰って行った。
明日学校に行ったらみんなに知れ渡っていて
馬鹿にされるんじゃないか。。
もうあの子のお家には遊びにいけないんじゃないかとか色々考えた。